えーと。。
またすっかりブログの間が空いてしまいました。
少し間が空くと、一気に気力が失せて見て見ぬふりをしつつ時が流れるという。。
もう少しコンスタントに頑張ろうぜ、自分。
というわけで、今月のマリアージュのご報告から再開です。
ここ3週間ぐらいのため込んでるネタは、追々アップしていきます♪(たぶん)
さて、定例のマリアージュ講座、今月のテーマは「ブルゴーニュワイン」でした。
まずは簡単に産地の説明。そしてブラインドテイスティング。
シャブリとマコン、同じブルゴーニュのシャルドネでも印象が全く違いますよね。
特にルフレーヴのマコン・ヴェルゼは、洋梨のコンポートみたいな甘く華やか香りが大好評。
女性好みのスイーツみたいな優しい香りを、きりりとした酸で印象を引き締めるこのバランス。
いつどんな時に飲んでも、飲み手の心を安らげてくれる安心感があります。
そして、同じく果実の香りでありながら、こちらはシャリシャリとしたフレッシュさを感じさせる王道シャブリ。
夜のレッスンでは、「なんとなくダラッとできない雰囲気」という声も上がりましたが、まさにそんな感じ(笑)
こういう引き締まったワインは、どちらかというと陽が高いうちに飲みたいですねー。
紅一点(笑)は、アンンリ・ノーダン=フェランのCdN.V。
実は、昨年の伊勢丹フランス展で通訳を務めた作り手です。
現当主のクレールは、自然派の巨匠ジャン=イヴ・ビゾの奥様。
華やかさの裏にぐっと引き締まったミネラルを感じさせる、きりりとした印象のピノ。
誠実で前向きな彼女のイメージそのままのワインです。
さて、お次はこのワインたちに合わせてお料理。
前菜は、簡単にできるイワシのリエットです。
オイルサーディンとクリームチーズを使うので、日持ちもするしお手軽♪
クリーミーな味わいが、ルフレーヴの華やかなシャルドネによく合いました(^^)v
基本、お料理は私が作りますが、盛り付けはみんなで。
ちょっとしたひと手間の時間が楽しいです。
そしてメインは、ブルゴーニュといえば…の定番コック・オー・ヴァン
赤ワインに一晩漬けた骨付きの鶏もも肉を、じっくりゆっくり煮込みました。
個人的に、圧力鍋で煮たお肉がどうしても好きになれないので、原始的に時間をかけて(笑)
ソースには最後のひと手間を加えて、コクと香りを出します。
付け合わせには、私の大好きなグラタン・ドゥフィノワ。
料理人になって最初に教えてもらった、シェ・ピエールのクラシックなルセットです。
合うと合わないとか、そういうレベルじゃなくスルスル入っていく感覚。
王道ってこういうことを言うんだなあ。
次回の定番マリアージュ講座のテーマは、いよいよシャンパーニュ。
夏休みをあけて、8月後半からの開催です。
8月26(火)と30日(日)がオープン開催。
メニューは決まり次第こちらにアップしますね。
http://www.tabledouce.com/salon/index.html
暑さを吹き飛ばすシャンパーニュを、美味しいお手軽フレンチと一緒に楽しんでみませんか?