伊勢丹で毎年開催される『ノエル・ア・ラ・モード~シャンパーニュの祭典』、
ありがたいことで、今年も通訳としてお手伝いをさせていただきました。
こちらも恒例となりつつありますが、今年も私の担当はマリー=ノエル。
というか、個人的に彼女と過ごす時間がとても好きなので、
若干職権乱用気味に担当させていただいてます(笑)
彼女は金~日の3日間のみの滞在だったので、私の勤務もその間だけ。
とはいえ週末は本当にすごい人出で、そのおかげで予想以上にいろんな方にもお会いできたし、
なんとも楽しい3日間となりました。
本当にさまざまなシャンパーニュが並ぶので、どれがいいかといわれると迷うのですが、
最終的には、やっぱりいつも一緒にいるRMの作り手さんたちのものに傾きます。
作り手を知ると、特別に情がわいてしまうのが人ってもんです。
そしてまた、彼らのシャンパーニュは本当に如実に彼らの人柄を表しているので、
もう飲んでいて面白いったらありません。
こちらはマリー=ノエルとゴネ=シュルコヴァのヤン。働いてるのか飲んでるのかw
マリー=ノエルのシャンパーニュは相変わらずパワフルで孤高な感じだし、
ゴネのブランドブランは相変わらずシャープで辛口でインテリな感じだし、
シュレイバー親子のビオディナミシャンパーニュは相変わらず多弁で複雑だし、
マルトーさんのムニエは相変わらず穏やかで丸くて人懐っこい。
初登場のモニアルは、どれも繊細ですっと筋の通った味わいだったなあ。
みんな愛着があるんだけれど、全部買っているとお給料が文字通り泡と消えるので、
マリー=ノエルのブラン・ド・ノワールは定番なので、とりあえず1本。
と思ったら、そのあと本人から同じものもらっちゃったので計2本♪
まだまだ若すぎる2008なので、1本飲んで1本キープすることにします。
そして、なぜかどえらく美味しかったシュレイバーさんのロゼ。
びっくりするぐらいピノノワール!こんなピノノワールなロゼシャンパン飲んだことないー!!
…って一人でひっくり返っていたら、ガエル曰く、昨年と全く同じものだと。
うーん、去年はまったく印象に残らなかったんだけどな~。。
1年瓶熟して、香りが格段に進化したみたい。
このタイミングを逃すわけにはいかない。こちらは近日中に飲まなくてはいけません。
あとは、やっぱり何度飲んでも美味しいドゥーツ。。
高いところでぐぐっと盛り上がりつつ均衡を保つ、この巧みなバランス感覚。
そしてジャン=マルクのあの優しく紳士的な笑顔が、飲むたびに頭に浮かぶわけですよ。
こうなったら、もう清水の舞台から飛び降りる覚悟でこいつを買ってしまえー!
(あれ、画像が横だ☆)
…というわけにもいかないので途方に暮れていたら、
あるじゃないですか。期間限定のお得なセットが。
2本セットでいちまんえんとか、ずるいじゃないですか。
これは買いですよ。買いました。
後ほど、宅配で届きます。ふふっ。
結果、なんとかお給料を上回ることなくお買い物終了。
あっという間の3日間でした。
高齢なこともあり、少しずつ生産を縮小しているマリー=ノエル。
「また来年ね」と言いつつ、本当に会えるんだろうかと毎回不安になります。
また来年も、再来年も、元気で再会できますように!!