実は歴史マニアなもので、
FBで前の上司の方が紹介されているのを見て即ポチりました。


Pour la Table Douce ~ワインのある食卓~


えっと、まだチラ読みです。

ぜんぜん読み終わってません。


が、かなり面白い本です。


宇宙(銀河系?)が誕生してから現代までの歴史を、さまざまな角度から地球規模で書いてあります。


ページの隅に、宇宙誕生から現代までを丸1日に置き換えたタイムスケジュールが書かれてるんですが、

これがまずオモシロイ。


宇宙誕生が、0:00:00

午前中いっぱいかけて、地球上に生命体が誕生


23:58頃、ようやくホモサピエンスの類が登場。

人類が狩猟採取を始めたのが、ようやく23:59:59。


私たち人類の長い長い歴史は、

宇宙の歴史から考えると、1日のうちわずか1秒の出来事なんですね。


エジプト文明も、ローマ帝国も、フランス革命も、産業革命も、世界大戦も、冷戦も、

みーーーんな含めて、たった1秒。


どんなに偉そうなこと言ったって、人類の歴史なんて、たった1秒。

そのさらに一万分の一にも満たない部分に、私たちは生きている。


ははは。

なんか笑っちゃいますね。


これから先、このまま永遠に人類が繁栄し続けるなんてありえないことぐらい、

これを見たら小学生でもわかる。

見たところ、恐竜だって1秒ぐらいは繁栄してたみたいだし。


所詮は滅びる運命にあるちっぽけな人類。

所詮は死ぬべき運命にあるちっぽけな自分。


でも、そんなちっぽけなものの無数の存在によって宇宙は、時の流れは形成されているわけで。

つまりは、自分の存在もこの大きな歴史を形成する一つの大切な要素なわけで。


そう思ったらやっぱり、生かされてるうちは、生きててなんぼ。

与えられた小さな時間を、今日もしっかり埋めていきましょう。