$あき~むちゃんのブログ

駅でsatoから鍵を受け取り、部屋に戻った。
やかんにミネラルウォーターを入れお湯を沸かす。
マリアージュ・フレールで買ったタイビューティーをいつもより多めにポットに入れ、お湯を注いだ。
お茶が入るのを待っている間スタンゲッツの枯葉のレコードをターンテーブルに乗せ、針を落とす。



http://www.youtube.com/watch?v=pnxeKl-Kbqw

スタン・ゲッツのサックスが緩やかにフェードアウトしていく頃、ゴールデンドロップ(ポットから注がれる最後の一滴)がカップに落ちる。
タイビューティーと煙草とテナーサックスのトリオが混じり合い、木の温もりのようなタンニンが昨日のクエルボの狂乱を洗い流していく・・・・

温かい桃のようなお茶の香りが穏やかに冷たくなっていく

レコードをイヴ・モンタンに変え、枯葉に針を落とす。



http://www.youtube.com/watch?v=kLlBOmDpn1s

シャンソンと朝の冷たい空気が骨まで沁みた。
もう一口冷えてしまったタイビューティーを口に含むと、二度と戻ってくることのない女を想いながら毛布に包まれた。 Autmun Leaves (Les feuille.../Edith Piaf

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Please Call Me, Baby /Tom Waits

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“くそったれな世の中に、くそったれな人間どもが住んでいる。俺達は死ぬ、間違いなく死ぬ。それだけでも俺達は愛し合わなきゃならないのに、そうはならない。俺達は互いに憎しみ合い、嘘をついて、欺く・・・”

ブコウスキーの書いた一節を、中途半端に思い出しながらコンビニを目指して歩いた。

不自然な蛍光灯の光に浸かっていたかった。
弱音を吐きたくないから、本当の自分を悟られるのがいやだから。
俺はそんなに強くない。
でも、強く見せることはできる。

http://www.youtube.com/watch?v=eo3ilqhf1tE

携帯が Please Call Me, Babyを奏で、着信を見るとsatoからだった。

「あきーむさん、どうしたんすか?」

「今、何処?」

「もう家っすよ?」

「俺の鍵がコートに入ってんだけど」

「ちょっと待って下さい、いま見ますから」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うゎ~、まじうぜぇ!俺、帰る途中このコート重くて、何度捨ててやろうかと思いましたよ~、まじチョウうぜぇ~!」

「悪ぃ、部屋に入れないから持ってきて」

「わかりました、多分そこまで50分くらいだと思うんっすけど」

「じゃあ、駅に着いたら電話して」

「へい!」

電話を切り個人タクシーを狙って停めると、古いタイプのクラウンに乗り込む。
車内は煙草の残り香と、わけのわからない芳香剤の匂いが混じり合っていた。

「おじさん、窓開けるから煙草吸ってもいい?」

「いいよ、この缶使ってよ。お客さんどこまで?」

「清澄白河」

おっさんの渡してくれた缶はAsahiのワンダ・モーニングショット!
いなせな計らいなんじゃないの~?

何を悩んでいるんだ?
人生に無駄なことは何一つない。
だから、前へ進め。前へ、前へ・・・

・・・進むしかない・・・・
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ウォーターバーはクエルボの香りに包まれていた。
テキーラ注いだカップを数え切れないほど空にし、どんよりとした空が明るくなってきた頃FPMがOne More Timeをかけた。

http://www.youtube.com/watch?v=bgtBlnOX6VA

今更・・・あり・・なのか?
徐々にしらけて行く気持ちに背中を押されて、アイランドバーへ


逸れてしまった二人に電話を掛けるが直留守のオペレーターの声だけが聞こえてくる。
ロッカーの中にはコートと部屋の鍵・・・何とかしなくては・・・
対策を考える為にヴォトカトニックを注文していると、

「約束でしょう、一杯おごるって?」

片方の眉を、ヴィヴィアン・リーばりに上げたヒョウ柄の女が割り込んできた。

「ヴォトカトニックはやめて、グラスシャンパンを2杯」

「一人で来たの?」

「友達と逸れて途方に暮れているとこ」

「君は?」

「一人で帰るのはいやだから、暇そうな男を探してたとこ」

プラスティックのコップで乾杯し、彼女の理性が欲望に変わる頃

「あんたでいいわ、どうする?これから」

“あんたでいいわ”か・・・

俺と彼女はアイランドバーを抜け、タクシー乗り場までほとんど無言で歩いた。
“あんたでいいわ”を繰り返し頭の中でループしていると、黒塗りのタクシーのドアが勢いよく開いた。
女を先に乗せ、運転手に一万円を渡すと女に

「ちんけなプライドには勝てそうにない、プライドを捨てたら猿と同じだからな」

ドアを閉めて、尻のポケットに入っていた百円ライターで煙草に火をつける。
さっきより明るくなった空と、走り去っていくタクシーのテールランプが夜の終わりを告げていた。
NEW CHAPPIE/Chappie

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http://www.youtube.com/watch?v=E0_2bpERMPE

アリーナのうねりをパドルしながらウォーターバーへ向かう、~~~ヒョウ柄の波を探しに・・・一番メイクしてみたいから・・・なぁ~んて思いながら最後の階段を昇ると・・・

satoの携帯が震えた。

「店長、今どこっすか?」

「はい、新木場の駅を・・・はい、明治通りを真っ直ぐ・・・」

電話を切ると

「ちょっと、迎え行ってきます」

スクリュードライバー/ヴォトカ多めが徐々に俺の秩序を乱すと、神経質なノッチ似のDjが導いてくれた。

sinichi osawa!!! viva!!!


隣にいた悪餓鬼共に乗せられ踊り狂っていると、ベージュと紫のチェックのネルシャツにディーゼルのジーパンを穿いた一つ年上の店長が肩を叩く。
振り返ると軽い嫉妬の眼差し、

「盛り上がってるね~」

「楽しまなきゃ損でしょ?」

彼の両手が、失われてしまった時間を取り戻すかのように俺のラヴハンドルを掴んだ。

「そうだね」

とにやりと笑う彼は、何処か憎めない奴だった。 One More Time /Daft Punk

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入口で\6,000を払いロッカールームへ行くと職場の同僚satoが待っていた。

「あきーむさん遅いっすよ!」

部屋の鍵をポケットにしまいコートを渡す。

アリーナに行く前にバーでスクリュードライバーを一杯とechoを一服・・


http://www.youtube.com/watch?v=qlO5HSpY8lw

いいねぇ、この感触!洒落た男と女の快楽の匂いがする。
心は枯れちまったが、感覚だけは生きている。

アリーナに行くとでっかい風船がホールで弾けてた。

「やべ~ぇ、チョースゲェー!真ん中行きましょうよ!真ん中!」

satoの心をロックオン!!!

吾輩のこころはどこへやら???
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昨日は仕事が終わってからageHaに行った。
なんだかんだで2:30ぐらいに会場に着くとIDをチェックするゲートには長蛇の列が・・・、ドルガバのヒョウ柄のワンピースに身を包んだ女の後ろに並び煙草を探す

「ねぇ、火を貸してもらっていい?」

「いいわよ」

細長い指がシャンパンゴールドのバッグに消えると大ぶりのZippoを貸してくれた。



http://www.youtube.com/watch?v=qN-z3Iu-2dY

キャサリン・ゼタ・ジョーンズ!!!

ボルドーカラーにスワロフスキーがちりばめられた爪・・・

「大沢伸一?FPM?」

「断然、大沢伸一」

「お礼に一杯おごるよ、後で」

「待ってるわ」

小生意気な尻を揺らしながらゲートに消えて行った。$あき~むちゃんのブログ
tunesにcdを入れて聴いているのだが、確かに世界最高のジュークボックスだと言っても過言ではないだろう・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=YYWdiG1Bf0c

ジャニスの次にジェフミルズ
http://www.youtube.com/watch?v=QHV7JmYc9ho&feature=related

その次はチャーリーパーカー
http://www.youtube.com/watch?v=3XEk_-npJ10&feature=fvst

などパーティーシャッフルで勝手に繋がる夢のような世界!?
ガキの頃はレコードからカセットテープに録音して、一枚のアルバムが理解出切るまで何度も聴いた。今はネットで視聴も出切るし、そのミュージシャンのルーツもウィキペディアですぐ出てくる!
情報がすぐに手に入る世の中でも、いい音楽は残っていくのだろうか?$あき~むちゃんのブログ
ジャスト・フレンズ /Charlie ”Bird” Pa...

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