人間は悲しいことは忘れてしまいます
それは自己防衛なのでしょう
辛いのは嫌だ 悲しいのは苦しいのは嫌だという気持ちから
自然とそういう記憶を心の奥底にしまいこんでしまうのです
それはそれでいいと思います
そうでないと皆が皆暗い顔をしていて辛気臭い世の中になってしまいます
だけど、その自己防衛が新たな悲劇を引き起こしているとも思います
戦争だって今や皆代が変わるごとに忘れてきています
死の恐怖や貧しく辛い生活を過ごしていた日々を。
それはそれでいいと思います。
だけど、あのときの死の恐怖や悲しみや辛さなどを忘れてしまったせいで
今では快楽の為に人を殺したり、自分で自分を殺すという行為までしています
忘れ行く悲劇は新たな悲劇を生み出してしまう
だとしたらそれはそれこそが悲劇です。