自分の嫌いな所は、言いたい事をはっきりいえないところ。


例えば、新婚なら一緒の部屋使えよ!とか、


家探すのにいつまでかかるんだよ!とか。エトセトラエトセトラ。


言えないけどね。


姉ちゃんが怖いからじゃない、よ。


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「ここポイントだぞ~」


相変わらずつまらない授業をするなぁとか思いつつ、


最近少し服のサイズが合わなくなってる国語の教師のニキビの数を数えて時間をつぶしていた。


外では体育をやっているらしく、青春だなぁとかおっさんぽい事を思ってみたり。


そうしているうちにやっと授業が終わり、僕は誰よりも早く帰る準備を始めた。


本当はHRがあるのだけど、担任が来る前に友達に別れを告げて教室を出た。


そうするにはちゃんと訳がある。


一言でいえばテストの補習があるから。


別に成績が悪いわけじゃない。


なのになぜか今回一つだけ欠点を出してしまった。


その教科で欠点を出したのは自分ひとり。加えて理科。


理科の担当は、僕の大嫌いな爽やか王子先生で。


頑張ろうね、とにっこり微笑みながら肩に手を置かれた時点で僕は逃亡を選択した。


で、家に帰るわけにも行かず屋上で皮肉なほどに晴れた空を眺めている。


暇つぶしの物を何も持ってきていないので、しょうがないのでそのまま流れる雲を見る。


大体何故欠点を取ってしまったんだ。


勉強はしたはずなんだけど・・・。


部屋は同じだといえど、あの爽やか王子はほとんど部屋にいないから


勉強に集中できたわけだし。


策略・・・?


と、そんなことを考えているうちにぎっと錆びれたドアの開く音がした。


今日は少し風がきつかったしまあいつもの事だと気にしなかった。


それが間違えだったんだ・・・。


僕は此処で逃げるべきだった。


「みぃーつけたっ」


起き上がるまでもなく相手が誰か分かった。


というか上から顔を覗かれているので嫌でも確認できる。


「なーんで、こないの?俺の特別補習に。」


僕の頭の中にはゲームオーバーのプロットが大きな文字で表示されていた。


反対側から覆いかぶさっている感じになっているので逃げるどころか


起き上がる事すらできない。



(終わった・・・)


「HRもいなかったでしょ?」


僕は引きつった笑顔を見せる。


え、他にしょうがなかったのだもの。


「まぁいいや。じゃあ今からはじめようか。特別補習」


恐いぐらいに素敵な笑顔を向けられた俺の運命やいかに!


え、つづくの?




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ずっと、下書きされてたヤツ。

おぼろげな頭で加筆。


え、つづくの?