<ストーリー>
人気のない古びたビルのエレベーターに閉じ込められた3人の男女。危篤の祖母がいる病院へ向かうクラウディア。恋人を父親の虐待から救おうとする青年トミー。娘を迎えるため家路を急ぐ医師カール。刻々と過ぎていく時間の中で明らかにされる、3人がそれぞれの場所へ急ぐ“本当の理由”。暗闇に浮かぶ完全なる密室を、焦りと狂気が埋め尽くしていく。そして、ついにひとつの真実が暴かれる。<シリアル・キラーがこの中にいる>。そのとき、物語は驚愕の結末へ向かって急降下を開始する!

<感想>
ソウでハマってしまった密室モノだということで以前から気になっていたが、今回レンタルすることができた。単純にストーリーだけみれば非常に面白そうだと思う反面、エレベーターというかなり狭い密室の中では大きな出来事を起こしづらいと思ってしまった。つまりその限られた制約の中でどれだけ新しい現象を起こせるのか?展開を起こせるのか?楽しみにしていたのである。

そして観終わった感想はやはり失敗してしまったなと思った。密室の中での出来事は全体の半分ほどしか占めておらず、その大部分が過去の出来事、つまり三人がエレベーターに閉じ込められる以前のことなのだ。そしてこの部分が非常につまらない。どうでもいい展開や会話が長々と続きさっさと終わって欲しいと思ってしまった。

そんな中で、一番のキーとなる人物が実は。。。ということなのだが、それも話の過程ですぐに正体がバレバレ(というかバレてしまう)で最後の方でダレてしまった。またいわゆる異常者のような行動も端々でわかってしまい、三人の中で誰が殺人者なのか?という謎解きもまったくなかったのである。そして最後もほとんど分かりきったような、どこかで観たような展開で終わっていまう。もっとエレベーター内での心理描写や緊迫した状況を楽しみたかった。やはりエレベーターという制約された状況では厳しかったのかもしれない。