【ストーリー】
『デス・フロント』のマイケル・J・バセット監督によるバイオレンスアクション。犯罪に手を染め、鑑別所に収監された少年・少女たちが、更生プログラムと称して無人島に送り込まれる。彼らを待っていたのはトレーニングという名の虐待だった…。犯罪に手を染め、鑑別所に収監された少年・少女たち。彼らの更生プログラムとして計画された無人島でのキャンプは、遊びではなかった。過酷な大自然の中で強制されるトレーニングという名の虐待は、少年・少女たちを体力や精神力を追いつめていく。だがこの島には、そんな彼らをしごく鬼教官ですら知らない恐怖が待ち受けていたのだった。一人、また一人と虐殺される少年・少女たち。犯人は一体誰なのか?
【感想】】
前作の『デス・フロント』が面白かったのでもう一度バセット監督の処刑島をレンタルした。前作のデス・フロントは終盤の圧倒的なオチによって、ある種の観念的なメッセージを感じた。それは善人は天国に行き、悪人は地獄に行くという単純なメッセージだったが、それにいたるまでの展開が全く予知せぬ物語だっただけにラストでカタルシスを得ることができたのだ。
そんな中で今回の処刑島はそういった観念的なメッセージを廃した典型的な娯楽作だった。前作の監督とはとても思えない内容だったが、単純なB級映画として振り返ればまずまずの内容だった。よって★★★☆☆とした。
この映画はネタバレになってしまうが、途中で犯人がわかってしまう。それも物語の中盤あがりからはっきりと誰か犯人なのかわかってしまうために緊張感がなくなってしまうのである。そこから失速してしまうのが残念だ。やはり犯人がわかった段階で殺人ゲームをしても意味が無いのである。
その殺人ゲームのあまり緊張感がなく、どこかでみたようなシーンの連続である。だからポップコーンとコーラを飲みながら深夜にみるような映画だ。しかしそのような映画だと思わないでみただけにやはり評価は厳しめになってしまった。ただ映画単体としてみるとまずまずの優れた映画だと言える。