2019 | シルバーアクセサリーショップLAST[ラスト]山口県周南市

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あけましておめでとうございます。

最初の数年間は毎日何か書くように決めて更新していたブログですが
ここ最近はあまり書かなくなりました。

ブログに限らずですが性格上あらゆることに対して
しっかり時間をかけて考えて、その時に出せるベストな状態、解答を出したい方なので
文章を書くのにもそれなりに時間がかかってしまい
他のことにかけられる時間が毎日減っている状態はどうなんだろうと思って
少し減らしている現状です。
少しじゃないかもしれませんが

いつからか制作にかける時間を増やしたいと考えるようになり
他のことにかける時間を極力減らして行った結果で
今の更新頻度はしばらく続けると思います。

移転した時にもそのあたりからPCを触っている時間を減らそうとして
今はPCを置いてる場所には椅子もなく、居心地の悪い場所にしています。

お知らせや制作物の写真などはブログほど時間のかからない他のSNSで引き続き載せていきますのでそちらで
あー何かしてるんだなとご覧いただければと思います。

1月3日から営業と作業を再開する予定ですが
再開するとまた書く時間を取らないと思うので
休みのうちにまとめて
頭の中を整理しながら
最近思うことを書いておこうと思います。

移転の理由から書いてなかったので書いておこうかと思ったのですが
このあたりはどう書いてもアレな内容で

途中まで書いてみたのですが消しまして

苦しい話とか辛い話とか書いてもあれなので
とりあえず詳しくは書かないことにして

なんだかんだあって移転先を探し始め

普通のテナント等も探したのですが
あれこれ物件を探す中で
とある一戸建ての建物を紹介していただくことがあり
現在の場所に移転しています。

5〜6年前からのお客様でもあり
色々手伝ってくださる関係者のようでもあり
よくご飯に連れてってくれる友達のようでもあり


Yさん(仮名)

旧店舗でなんだかんだあって大変な時もちょいちょい来てくれて
その状況を一番体感して知っているのもYさんで

2018年5月頃に移転先を探していた時にYさん所有の建物をここ使ってもいいよとお話をいただき

店舗としての立地は良い場所ではないので
最初は大丈夫だろうかと迷っていたのですが
むしろ一緒にやってみようと言ってくださるので
これまでの流れも含め何かの縁だろうかと思い
どうなるかわかりませんが現在の場所でやってみることにしたものです。


生きているといろんなことがあるもので
LASTとして店舗を始める前も色々あり
思えば独立してやっていこうとしてから大変なことの方が多いくらいで

人間の汚い部分も法に触れるようなことを平然とされている方も色々見てきました。


それでも
そうではない人の方が圧倒的に多い世の中で
ほとんどの人はいい人で
勝手にやってる自分の夢のようなことを
応援してくれたり支えてくれる人にも沢山出会ってきました。

うまくいかないと腐りそうになることもありますが
その度に人に助けられ

売上の厳しい時には不思議と思いがけないお客様にご来店いただいて
ホームランを打って行ってくれたり

これは本当に不思議なんですが
数年の間にそんなことが何度もあり
その度にまだ続けてもいいんだろうかと思いながら作り続けてきました。

簡単な修理や磨きとかを簡単だったのでタダにしてみたり
地域のイベントの準備に数万使ってみたり
利益に繋がらなさそうなことでもおもしろそうなら参加してみたり
そんなことばっかしてるから
経営とか向いてないんだろうと時々思います。

今年こそは気を付けなければと
毎年思います。


何書こうとしてたのかわからなくなってきましたが

2018年はなんだかんだトラブル続きで
なかなか集中して作業できない環境の中にいた時間が長かった気がしますが
制作の方は相変わらずぼちぼち続けております。

結構前からですが具象もやりつつ抽象的な方向にも進むようになり
この方向というか、やろうとしていることはどう言語化すればいいんだろうと思っていたのですが

既存の言葉で近いものを考えていくと
「アンフォルメル」
という言葉があって

1950年代頃のヨーロッパ各地に現れた激しい抽象絵画を中心とした美術の動向に付けられた呼び名で

Art Informel
自動記述的表現
抽象
不定形
非定形

写実的ないし象形的な形体表現に頼らず
自動記述的表現というかその時の手や体の動きに任せてできる形というか

元々はそれをそのまま定着することの中に自己表現を託していこうとする抽象絵画などに対する言葉で

あらゆる形式的配慮を棄て本来非定形(アンフォルメル)なものである生命感の緊張や躍動を、強烈なマチエール、激しい表現行為に託して直接に定着しようとするというもので

絵画ではなく金属の立体中心ですがこれが自分がやろうとしてることに近いように思います。
同列で同じカテゴリーとするのは畏れ多いので別物として考え方が近いというか

既存の伝統的な模様や形などを改めて今作ることや
その人なりに作るとこはそれはそれで難しいことでもあり意味のあることだと思うし
そういう方向の物を作ることもありますが

自分が主にずっと探しているのはそっちではなく

既にある形ではないもの

人間離れしたような
機械的に綺麗な物を作ることは難しいことで
それができることも1つの到達点だと思うし
そういう方向の物に挑戦することもありますが

手の自然な動きを受け入れて活かしたり
勢いや衝動、感情に従ったり
瞬間的な動きとかそれによる飛散などの影響
予測できない自然な動きによる要素や偶然性
人間も含め有機的な生き物は本来そんな綺麗な形ではなく
人が作り出し、人が身に着ける物として
完全に綺麗な形に違和感を感じることがあったり
命というのはもっと不規則なものじゃないかと

その作り手が作ったものとして、その100%を表現した制作物として、人の自然な動きを矯正せずに作ったものもおもしろいのではないかと思います。

完成後に使用していく中でついていく傷なども人によって偶然にできるもので
不定形な制作物の一部になっていくことにより
使用者の動きによってさらに完成度が増していくような

そんなことを考えつつ

完全な抽象物のおもしろさはわかる人が限られると思うので
具象の一部抽象のようなものや
半分具象半分抽象のようなものを作ってみたり
その比率を変動させてみたり
どっちもやってみてるような状態がしばらく続いてます。
大前提として食っていかなければならないので。

他に時々考えるのは
それらの制作物を日本人である自分が作る意味とかを考えたりするのですが
生まれてから今まで現在の日本の環境の中で生きてきて
その環境や文化、五感から入ってくるものに様々な影響を受けて自分が居て
その人間が作るものなので
意図的に和風にしたり日本的な要素を前面に出していないものでも意味はあるのかなと思ってます。

そういう作り方とか考え方の要素もありつつ
LAST自体は生命や命の終わりをテーマにしているので
具象の場合はそれに関わるモチーフを選んでいて

命については

生きていると様々な場面で肉親や友人、知人、他人、人以外の動物や植物の命の終わりに直面することがあるので皆様ご存知のことですが


人はいずれ死ぬので


それまでに何ができるのか

何を残せるか

それを象徴するもの、忘れないように
考える、思い出すきっかけになるもの

それプラス上に書いたアンフォルメルのような
命を使用して作り出したもの
それを色濃く反映したもの

そういうものを作ろうとして作業してます。


文字ばかりではおもしろくないので
何か写真をと思うのですが

タイミング的に一番最近年末に作っていたものはワックス原型で
しばらく作っていなかった命の終わりを直接的に表すスカルを2点作ってます。

しばらく作っていなかったのは意図的にもっと着けてもらいやすそうなものを作ろうとしていたのもあって

だいたいみんなそうかもしれませんがリングで言うと
シンプルな細身の癖の少ないリングから入って
だんだん慣れてきてボリュームのあるものも着けれるようになるような流れがあって
スカルはまた一段ハードルが高いようなもので

コーヒーで言うとコーヒー牛乳やカフェオレから入ってだんだんブラックの美味しさがわかってくるような

酒で言うとチューハイとかから始まってビールの美味しさがわかってきてもっと濃い酒に変わっていくような

そういう段階の後半の方かなと思います。

カフェオレ好きですが





2点とも共通している部分として
「左脳をふっ飛ばしたい」願望と「飛散」
などをテーマにしてます。

実際には不可能な話ですが
理論や常識、言語、計算力等を司ると言われる左脳をもしふっ飛ばせるなら
要らないものを棄てられるような気がします。

いくつかワックス原型作ってから鋳造するものを絞ろうと思っていたので
銀にするかは未定ですが

1枚目の写真のものは気に入ってくれてる方がいたので残したい方向です。


技術的にまだまだ未熟なのは自覚しているので
あまり混み入った制作の話を書くのはなんだか偉そうで
書くのもいいのか悪いのかわかりませんが

伝える努力が足りない気もしていたので
まとめて書いてみました。

昨年までと同様に
2019年もより良いものを作り出し残すことに
日々の全てを注ぎ込んでいく所存です。

本年もどうぞよろしくお願い致します。