シルバーアクセサリーLAST 福永です
こんばんは
この場所で営業するのも残り7日程度になりますが
今日は最後の方に相応しい内容で
8月12日に行われた
2018 F.A.L TOUR EVENT Round.12
【 CROSS ROAD 】
イベント時にオーダーいただいたカスタムアイテムが届いております
ベースになっているのはこちらの
FA-R-0125
アナーキースマイル"Welcome damage"リング
【苦難を笑い飛ばせ】をテーマに製作。斜めに王冠を被り、バラの花を咥えたピエロスカルをデザインした『アナーキースマイル』モチーフのリング。前作リングのデザインと比較して今作は"現実味と迫力"を追求した造形としてアプローチしています。"Welcome damage"というキーワードをプラスしてデザインにさらなる野蛮さが引き立った印象で完成されています。デザイン面では、リングを正面から見た時にあえてリングの中心線とピエロスカルの顔の中心線が傾いた造形バランスにしている。これは正面向かって左側面の頬肉があがり笑っている表情を強調させる工夫でもあります。またカールした髪を前面に見えやすくすることや立ち姿として憎たらしく斜に構えたような印象をイメージしたバランスを表現しています。ところどころ水滴のようなドットデザインを混ぜながら、ピエロの丸い鼻は溶けているような形をとり、その隙間から鼻骨が見えるスカルのデザインも活かしています。リングの両側面は指に刺さるような突起を極力除き、指の間に異物があるような違和感を無くす工夫もしている為、王冠のデザイン側が着用した際に手の甲側にくるように指をいれて身に着けることで"手の形になじむ"造形を前提に製作しています。
F.A.Lの中でも最大級のボリューム、重量のリング
レギュラーの状態でもリングの要素と合わせて
単体で部屋に飾れるオブジェのような造形物になっております
このリングを元にイベント中に相談しながらオーダーいただいたものがこちらになります
襟の辺りから向かって左側へ時計回りに回転するように燃え上がるブレイズ
アナーキーの顔の向かって左半分あたりは焼け爛れドロッと溶けたような造形になっています
鼻の部分の元々の溶けたような質感に繋がるように
リカービングとはまた違う滑らかな凹凸で表現されていて
滑らかな凹凸は鏡面仕上げとの相性も良く
焼け爛れながらも綺麗な
造形もリアルな仕上がりになっています
ブレイズの下の層のブレイズにリカービングみたいなとこがあったり
左下のブレイズの下もドロッとなってたり
立体的に重なる層によって深い影ができてたり
ドロッとなってる右目の表情とか
焼け爛れながらも笑っている姿がレギュラーのテーマになっている【苦難を笑い飛ばせ】という状況、表現をより強調するようにも思えたり
見どころ色々です
写真何枚か撮ったのでだだっとご覧ください
やー凄いですね
元々の大きさもあるので写真撮ってても普通サイズのリングには無い迫力があります
この辺まで書いたあたりでこのリングのオーナー様にご来店いただき
無事にお渡しして
気に入っていただけたようで喜んでいただいてて良かったです
お話ししていてそういえば
このリングのオーダーでのカスタムは国内初とか、史上初とか
そんなお話をイベント時に聞いたような
いい記念になる1点だったと思います
お渡ししてしばらくお話している間にゴールド入れたい話になってたり
この先このリングがどうなって行くのかまた楽しみです
ちょうど結婚指輪のオーダーのお客様とご来店が重なって
気を使っていただいてさくっとお帰りになられた感じでしたが
どちらも大切なお客様で
またゆっくりの時にゆっくりしてっていただけたらと思います
ありがとうございました











