楽しいことや
嬉しいことは
誰しも行動に移しやすいものです。
一方で
乗り気では無いものや
嫌いなことは
腰が重くなってしまうものです。
しかしながら
世の中楽しいものばかりではありません。
むしろそういったものの方が少なく
「あまりやりたく無いなあ」と
思うことの方が多いでしょう。
ここで大事なことがあります。
それは
「嫌なことでもなんだかんだでやる」
ということです。
例えば学校に行きづらいお子さんが
嫌々ながらも授業に参加したとします。
親御さんとしては
元気ハツラツで学校に行ってほしいと
思われるかもしれません。
しかし学校の授業というものは
それほど心踊るものではありません。
そんな中でも行ったというのが
実は重要なのです。
嫌だから「やらない」という選択肢もある中
「やる」を選んでいるわけです。
乗り気では無いことを
渋々ながらもやったということです。
カウンセリングの中でも
私はこのことを重視します。
楽しいことはそれほど努力せずとも
やるものです。
しかしそうでは無いものができるのは
本当に底力が出てきたという証と捉えられるからです。
毎日毎日楽しい気分でいることは
できません。
それはそれなりに人生経験を積んできた
私たち大人はみんな知っていることです。
そんな中でも「やる」ということができるのが
本当の成長です。
嫌なことでもやっているかどうか。
この視点は今後も大事にしていきましょう。
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