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櫛木理宇原作・白石和彌監督作。←期待しかない飛び出すハート

 

 

 

 

 

死刑にいたる病 

 

大学生の雅也は、24人もの少年少女を殺害したとして世間を震撼させている稀代の連続殺人鬼・榛村 (はいむら)から1通の手紙を受け取る。すでに一審で死刑判決を受けている榛村。一方、雅也は中学時代に地元でパン屋の店主をしていた彼をよく知っていた。

 

 

 

 

 

最初の痛い痛い拷問シーンを耐え抜けば、サスペンスとしてとても面白い作品だった。

 

 

7年で(9年だっけ?)24人もの少年少女を殺害したシリアルキラー榛村。←田舎でこれだけ被害者いたら〇察無能過ぎやろって大問題になると思うけど、この作品はその辺にはノータッチw

 

 

24件中立件された9件のうち、最後の1件は自分の犯行ではない、それを証明して欲しい。と、何故か大学生に依頼。笑

 

 

留置所に居ながらにして、思うように人を操る感じが和製レクターみあった。

 

 

光がない漆黒の闇みたいな目が怖いんだよ驚き驚きひん泣

 

 

アベサダと言えばコメディのイメージ強いけど、「IWGP」の頃からサイコパスな演技してたよね銃www

 

 

サービス精神旺盛でなりふり構わず何でもやる感じが当時からちょっと怖かったもん。

 

 

阿部サダヲは榛村を演じるために生まれてきたんじゃないかって思ったくらい、良い意味でヤバかった。芸名も狂気の人・阿部定さんから取ってるしね。センス怖いて。

 

 

まちのパン屋さん・人懐っこい性格・愛想の良い人。

 

 

頑張ってる子には優しく声をかけ、サービスメロンパンもしちゃう。

 

 

近所の人は「あの人が犯人だとしてもわたしは匿いますよ」と言わしめるほど、愛されていた。

 

 

みんな虜。

 

 

それでも、榛村は裁判で「捕まらなかったらもっと殺してた。自分に必要なこと。」と反省の色なし。

 

 

ナイフ殺人のルーティンナイフ

 

 

ターゲットは、黒髪で制服を着崩さないマジメな性格の高校生・男女問わず。

 

 

爪が綺麗な子。←重要。

 

 

関係性を築いてから自宅にある薪小屋(?)で犯行に及ぶ。←爪を剥ぐのが大好きらしい。

 

 

秩序型連続殺人犯。

 

 

9人目の被害者は20代で、森の中で殺害され、爪は剥がされてなかった。←爪は剝がされてないが、かなり痛めつけられているし、遺体の写真がリアル過ぎるので、苦手な方は注意。

 

 

自分の犯行は認めるが、この件に関しては冤罪だ!殺人犯が野放しになってはいけない!という榛村。

 

 

8件立件されているので1件の冤罪が認められたところで死刑は確定。

 

 

彼の本当の狙いは何なのか…

 

 

岩ちゃんがもの凄く怪しい感じなので、真犯人?と思ったけど、違った。

 

 

中山美穂のミスリードもエグかった。

 

 

もしかしたら、自分には猟奇的連続殺人犯・榛村の血が流れているかも?って思った雅也の暴走がヤバかった。ピュアかよ笑

 

 

前にも書いたかも知れないけど、サイコパスは遺伝しないと思うぞ。

 

 

や、でも「すすきの頭部切断事件」を考えると、血は争えないとも言えるね。基地外親子怖い煽り人に非ず。

 

 

北海道のヤバい事件にはあまり触れたくなくて、何も言わずにいたけど、あの事件はそのうち映像化されたりいいようにオモチャにされそうネガティブ惨い世の中よのぅ。

 

 

タイトルの回収がない。深い意味はないのかな?

 

 

榛村が残忍な殺人鬼になった理由もわからず。

 

 

生まれつきのサイコパスってことなのかも知れないけど、爪にこだわる理由が知りたかった。

 

 

大切にしてたスーベニア(爪)を捨てた理由は?

 

 

物理的な快楽より精神的恐怖の支配にシフトしたってことかな???

 

 

あのラストも…

 

 

あの子なんなのーーーーーーむかつきむかつきってなる。笑

 

 

説明が足りない気がするけど、すべては榛村の手中にあったってことだよね。

 

 

 

 

怖っ