タイトルでバイオテロとかそっち系の作品と勘違いして観た映画。
空気殺人 TOXIC
2011年に韓国で実際起こった事件を描いた作品。
知らないで観たけど、何故かこの事件知ってた。
鑑賞後気になって調べてみたら、【世界仰天ニュース】で以前扱ってた。←事件系は欠かさず観てる。
事件名、加湿器殺菌剤事件。
概要はwikiで。
↑たぶんコレが実物。
忘れてたけど、たっくーTVでも見てた。
加湿器にミネラルウォーターを入れてる人は今すぐ水道水に変えてください!!!
映画の話に戻ろうw
主人公は、医師のテフン。
息子が急に倒れ、健康だったはずの妻が死亡。
息子は一命は取りとめたものの、肺の移植を必要としている状態。
テフンの義理の妹(亡くなった妻の実妹)は検事を辞めテフンと共に原因を究明し、事件を追うことに。
マウスの実験で割とすぐに加湿器に原因があると判明するが…
製造・販売元はそう簡単には認めず。
死傷者が出て、原因もハッキリしてるのに、実験結果を捏造・隠蔽し被害者家族を金で黙らせ、なおも在庫をそのまま売り続けようとした。
まさに空気殺人。
罪は重い。
悪足掻きの後、罪を認め・謝罪・当時の代表が懲役7年の実刑を受けた。
懲役7年って短くない???
韓国国内だけでも死傷者2万人もいて、あんなふざけた態度で1mmも反省してなかったのに。
無期が妥当だと感じた。
重度・軽度の差はあるだろうけど、1度固まってしまった肺は戻らないだろうし、一生その症状とトラウマを抱えて生きていかなければならない人たちが気の毒。
そもそも、加湿器に除菌剤とかって意識高い人が使ってるイメージ。
身体に良いと信じてお金払って使っていたのに、こんなことになるなんて誰も思ってもなかったろうなぁ…
日本は安全面に厳しい国で良かったって思うけど、海外製品も多く入ってきてるので、他人事ではないと思った。