韓国ドラマ観てたら日本映画の話題が出てたので、わたしも観てみました。



是枝監督・柳楽優弥主演。





誰も知らない





けい子(YOU)は引っ越しの際、子供は12歳の長男の明(柳楽優弥)だけだと嘘をつく。実際子供は4人いて、彼らは全員学校に通ったこともなく、アパートの部屋で母親の帰りを待って暮らしていたが……。








タイトルと柳楽優弥が主演ってことだけは知ってた作品。



実話ベース✖️是枝作品なんですね。



1988年に発覚した、巣鴨子供置き去り事件



母親役はYOU。


全員父親が違う子供たちはみんな戸籍を持たず、当然義務教育を受けていない。


お母さんが決めたルールは、①大きな声を出さない、②家から出ない、③ベランダにも出ない。


買い物やご飯したくは長男・明(12才)が担当。


洗濯は長女…て、ベランダ出てるやん。笑


家族仲は良いし、特殊な環境ではあるが、ごく普通の家族。


ある日、母は大阪に働きに行くと言って家を出るランニング



生活費が底をつきそうになり、明が妹や弟の父親(キム兄・遠憲)を訪ねて笑顔で「お母さん帰って来ないから…」とお金の無心をする姿に胸が痛かった。



一応、1ヵ月後母親はお土産を持って帰って来たが、「次はクリスマスに帰って来るからね」って言いながら帰って来ず…



勤め先も辞めてしまって、結局そのまま2度と帰って来ることはなかった。



シンプルに、12才未満の子供たちだけの生活は不安でしかないよなぁ。



どんどん生活は荒んで行き、ゴミ部屋になり、電気も水道も止められてしまう。



公園の水道で水を確保し、コンビニの廃棄おにぎりをもらって1日1日を乗り越えていく。



どんなに困窮しても明は、"施設に入ると4人で暮らせなくなる"と言って、大人に頼ろうとしない。



大家さんも、子供たちしかいないボロボロの部屋を見ても何もしようとしない。



意外なほど他人には無関心なんよな。人って。



SNSとかやらかした芸能人とかには異常なくらい干渉するクセに、肝心なところは気付かないフリ。



そんな折、悲しい事故があり末っ子の妹が亡くなってしまう。



子供たちだけでお別れをし、とある場所に埋葬。



「遺体遺棄じゃん。ヤバくね?」って馬鹿な大人は言いそうだよね。



嘆かわしい。



妹との別れの後、またいつもの生活が続いていく。



どんな状況でも「生きていく」ための生活は何も変わらないのが、この映画の評価されるべきところなのかなって思った。



側から見たら悲惨な状況なのに、この作品は悲愴感を詰め込む感じではなく、子供ならでは楽観さ、弱さと強さもしっかり描かれている。



ところで、日本の食品ロス(廃棄量)がどれくらいあるか知ってる?


年間、612万㌧。←みんな大好き【東京ドーム】で換算すると5杯分。て、わかりにくい笑笑



世界で13億㌧。



将来、食糧難が来るって騒いで昆虫食まで考える前にやるべきことがあるよな。



棄てるくらいなら、食べるに困ってる人たちに行き渡るシステムを作ってくれたらなぁ…って思ってしまう。←経済的な面で考えたらあかんことはわかっちゃいるが。



話が逸れたけども、こういう映画を観て自分が何をすべきか考えることは大切だ。








柳楽優弥や子役たちがとってもブラボーでした拍手クラッカー拍手クラッカー拍手クラッカー