前回の記事のつづきを書くよ
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このカードと対面し、込められた意味を思う。
過去に体験したことが溢れだし、小さな針穴からそれこそ宇宙大に広がってく。
特に20代になるまでに掛けてもらったことばは私の中で一際輝いて、現れた。
かなちゃんはどこに居ても目立つからすぐわかるよ…
オーラあるよね…
年下のかなちゃんに、私はいつも勇気づけられてるんだよ…
知らない土地に行っても、そこにかなちゃんがいるだけでなぜか安心するんだよね…
あの頃をいま思い返すと、
私は学校の人間関係も家での父との関係も悪く、いつも悩んでは自分を奮い立たせていた。
友達や母に甘えられたらよかったけど、
…できなかった。
自分のことより、周りのひとに寄り添うのが当然だと信じていたから。
自分のことは自分で乗り越えていくのが当然だと信じていたから。
“…心から笑っていたら、それでいい。
だけどなぜ、
苦しくて涙を堪えているのに、
笑ってるの?
平気なふりを、しているの?
心は泣いているのに、怒るの?”
いつからかわからないけれど
そうしてそばに居る子の話を聴いているうちに目の前の子が泣きだすようになった。
ありがとう、って。
涙をこぼしたその子が、ぱあっと柔らかくなるから
私はもっと笑顔になってほしくて、
『えええ!私そんなエエこと言った〜?』とふざけてしまう。
笑ってくれて、よかった。
友達と別れて帰り道、そう思い返す。
あの子の悩みが解決しますように。
乗り越えられますように。
いつ頃だったかな
オーラの泉っていう番組があったでしょう?
あれを見たときと、周りや世間の反応にひどく驚いたの。
スピリチュアル、特別なパワー、過去世
ただならぬ美輪さんと江原さんの存在感(笑)
話を聴くひと、話をするひと、
涙のあとの、晴れた顔
…それにくらべて…、
私は一般人やし、
なんのスピリチュアル能力もないし、
モシカシテ
あの頃、私と友だちのあいだに起きた涙も、よろこびも、
ニセモノやったんかなあ
『ただのワタシ』が
あんなこと、したらあかんかった…?
また世は世紀末、
ノストラダムスだとか、
どこぞの教団が巻き起こした事件
遠い国の、神を掲げたテロや内紛…
テレビをつけるとそればかりだった。
前述の美輪明宏さん、江原啓之さん、細木数子さんを始め
占いとか風水、ヒーリングやヨーガもその頃爆発的なブームになったように思う。
目に見えないパワーを
信じる熱量と
拒絶し、批判する熱量
『教祖』『洗脳』『信者』
怖かった。
一気に怖くなった。
気づけば当たり前で
自然だと思っていたことが
こんなにも特殊に扱われ
いろものを見る目で見られるものだったなんて
私は「あの有名人」みたいに
特別じゃない
プロじゃない
私が目の前で見てきた、
涙と、あの笑顔は
「まがいもの」だった…?
しては、いけなかった…?
「傲慢」だった?
「上から目線」だった?
「偽善者」だった?
2000年も少し経ち、
20代になったころに私は「うつ病」と診断された。
つづく!
