取り壊し直前――
毎日コンビニに行く時に通る、立入禁止のその団地には、まだ“何か”が残っていた。
都市の片隅にひっそりと存在する、解体予定の老朽団地。フェンスに囲まれ、「関係者以外立入禁止」と書かれたその場所に、なぜか物の気配が消えない。
主人公は、ただの好奇心から“観察”を始める。中には入らない。ただ外から見てるだけだったのに。
しかし――夜ごと起こる異変
誰もいないはずなのに「建物の外観が変わる」。
そして記録した写真に混じる“この建物の事実”
やがて気づく。この団地は「空き家」ではない。
これは、見てはいけないものを見てしまった者の記録。そして、最後に辿り着く「正体」とは――。
日常のすぐ隣にある異常を描く、最新都市型ホラー。

