誰かが得する「○○をするとリスクが35%上がる」のウソ



たとえば日々、報道、コラムなどで「○○をするとリスクが35%上がる」
と言う類の記事が書かれていると思いますが、

報道者やコラム執筆者と言うのも一つの職業と言うことを考えると、
人が見たくなる様な面白い記事を書かないといけないわけです。

したがって、実生活上では、ほぼ心配の無い様な物を、
パーセンテージなどの科学的で数学的な物を用いて、
危険度を演出して、記事を面白くする事が良くあります。

普通に考えればお分かりに様に、単に「○○をするとリスクが35%上がる」と
言う書き方では、実体はどうなのか、冷静になってみるとどうだかはわかりません。

ただ我々は、そう言った文字を大きく見てしまうと、
直感的にイメージしてしまう傾向があります。

基本的に我々一般人は、真実を知ろうが嘘を真実と思って生きようが、
世界全体から見れば、あまり影響は無いと言うことです。
本当の事は社会の一部の上層の人達だけ知っていれば良いからです。

その証拠に私は子供の頃から見ている多くのUFO番組がありましたが、
その内容が本当だろうが嘘だろうが、何も影響はありませんでした。(笑)

あれだけ電波塔からUFO映像を流して何千万の人が見ていても、
社会にとって何も都合の悪い事は起きませんでした。

むしろあまりにも意味不明だったために何千万人もの国民が思考停止に陥る事が出来て、
その為に、日本全国労働者の日頃の仕事のストレスは吹き飛んでしまいました。

そして「オレたちひょうきん族」や「ドリフ」などの、
全く役に立たない映像を何千万人の日本国内労働者に見せる事によって、
人々の「真面目度数」を落とさせて、それは暴動の勃発を防いだのです。

全く役に立たない、そして意味のわからない「宇宙」と言う物を考える事によって、
現状において自分が抱える足元のストレスや不満を考える暇を与えなかったのです。(笑)

むしろ一般人は嘘にはまって夢見心地の中、生きて死んでも良いのです。
それでも世界全体からみれば何も悪い事はおきません。

むしろ嘘で盛り上がって、そのおかげで気持ち良くなって、
お金回りが良くなって、経済が良くなるかもしれません。

リーガルハイの主人公・ヤリ手の弁護士の古御門研介が言ってました。

正義感あふれ、真実を追求したい部下の女性弁護士が
「じゃあ、私達は、どうやって真実を知れば良いんですか?!」

と言う問いに対して・・・

古御門「うぬぼれるな。我々は決して神ではない。真実かどうかは関係ない。
我々は、ただ今ある弁護士としての仕事をこなすだけだ。」

まあ詳しいセリフ言葉は忘れましたが、そう言ったニュアンスのセリフだったと思います。

そう言った意味で、世の中の報道は必ずしも真実を伝える必要はありません。
「報道を装った商品のPR」かもしれませんし、これらに真実性は必要ありません。
むしろ人に見てもらう記事の作成が重要なのですから。


さて、しかしながら、だからこそ
そしてそう言った記事や情報を見た時、
真実を知る上で考えなければならない事は、


□ 記事で扱っている事柄の・・・

・そもそもの全体的な数「母数」を調べる。

・「パーセンテージ」で表現されている物を「実際の数」に置き換える。
(あるいは、その逆で「実際の数」を「パーセンテージ」に置き換える)

・パーセンテージの中に入らない残りの正体は何なのかを知る。
(例えば「40%の人にリスクがあった」の場合、残りの60%については、
どうなのか、またその正体、様態、性質など?)


以上、

これらの事を考えずに、単に「○○をするとリスクが35%上がる」と言う類の記事を見て、
直感的イメージだけで捉えていては、その事柄の実体はつかめません。

「パーセンテージを用いての記事」。
これは記事を書く側の都合により、いくらでもイメージを左右させる事のできる
テクニックでもありますので、それを受け取る我々も良く考えて、
その記事に書かれている物の実体をつかんだ方が良いですね。

なぜ私達が本質を見逃すのか?の人間本来の持つメカニズム。

そう言った事などは詳しくは、この本に書かれています。

 

 

 

最新の行動経済学と神経経済学のエッセンスをクイズ形式で説く。お金と経済に関わる心の法則のポイントも紹介。さまざまな局面での人間の癖と、相手のだましのテクニックがわかる!
〈マッテオ・モッテルリーニ〉1967年ミラノ生まれ。カーネギー・メロン大学客員準教授などを経て、サン・ラファエレ生命健康大学準教授。研究分野は科学史・科学哲学、認識論、論理学、ミクロ・マクロ経済学など。

 

お読み頂きありがとうございました。