その猫(都会の小人とも言える)との出会い。大まかな概要。
これは私が実体験した物で、面白い物です。
まあこれは、確か前の酉年(とりどし)になる前年の、秋か冬頃でしたから2004年の秋冬頃だったと思います。
夜、家から出ると、突然、目の前に一匹の親猫が三匹の子猫を率いて居ました。この親猫は母猫だと思いますが、非常に凶暴で、人と目を合わせるだけでシャーシャー言っていました。
それで、他の三匹子猫は、それ程ガードは強くなく、食べ物を千切って道路に投げつけた所、食べたのです。
私が、しゃがみこむと、親猫はガードは固く、依然として凶暴なものの、本格的に逃げようとはしません。子猫が一緒に逃げないのと、いざとなれば人よりも足が速いので逃げられると思っていたのでしょう。とにかくこの母猫は凶暴でした。
猫の井戸端会議と呼ばれる猫の行動様式がありまして、お互い近所の猫同士が、同じ時間帯に同じ場所で無言で座ってジッとしているのですね。これを人は「猫の会議」と良く言いますが、この行動の理由としては、さまざまな説があり、お互い近所同士の猫同士が、毎晩顔を合わせることで、お互い敵同士で無いと言う共通認識を築き上げていると言う説もあります。
そんな感じで凶暴な母猫ではありましたが、私は「猫の会議」を意識し、私自身が人間ではなく「人間の形をした猫」(笑)になったつもりで、じっとし、しゃがみながら、時には目をそらして、他の物に集中している装いをしました。そこの部分は動物王国のムツゴロウさんからヒントを得ました。まさかテレビで見てた「ムツゴロウと愉快な仲間たち」が、こんな場所で活かされるとは夢にも思いませんでした。
さて母猫は私から遠くへ逃げることはなく、やはり私が餌を持っているのを期待しているのか、少し遠くでジッとしています。それでその間に子猫は餌を食べているのでした。もちろん母猫に触れることはできません。いつの日かは、一回手を引っ掻かれたこともありました。
やがてそれから同じ様な状態が3日くらい継続すると、少し子猫の方が慣れていたのか、私が歩きながらごく小さく千切った餌を置くと付いてきて、またその餌を歩きながら置くと言う事を繰り返して、私が向かう自動販売機まで誘導したのです。
昔の事なので3匹の子猫は、それぞれどうなったのか詳細は忘れたのですが、その3匹の子猫の中で、良く鳴き、比較的に感情豊かな性格を持ち合わせたメス猫が、今、私と、ほぼ毎晩の様に顔をあわせ自動販売機まで一緒に買い物についてくる様になったのです。・・・と言うことはその猫は9歳以上と言うことになりますが、まだ身体の毛や敏捷性、声の衰え等がなく、全然若い感じであり、まだ生き続けるのではないかと思っています。
元の攻撃的な母猫の方は、出会ってからしばらくして見かけなくなってしまったのですが、その三匹の子猫兄弟は少し行方は知っていて、他のエリアに居たりだとか。あとその一匹のメス猫が慣れ過ぎてしまって、私はこの猫が何回か子を産み、教育して行く様子と、そしてその子猫たちがさらに別のエリアに旅立って行くと言う猫人生の目撃体験をしたのでありました。
この猫たちと私の生活と言うのは、主に夜であり、人通りも少ない時間帯で起こっていた出来事です。誰もいない町の近所の道路を、私が決めた同じルートで一緒に散歩し、私の後を、綱でつなげた訳でもない4匹の猫たちがついてくると言う不思議な光景が、そこにはありました。あるいは、その光景を見かけた他の猫集団も興味を持ってついて来た場合もあり、そうなると最高で7匹くらい一時的に私が猫を率いて道路を歩いていると言う異様な光景となりました。(笑)
人間である私自身が、猫集団の「猫長」としての位置についていたのです。猫と言うのは普通であれば人からは逃げる生き物で、犬の様について来る様な動物ではありません。
だからこれは異常な光景であって、綱でつなげた訳でもない4匹の猫を率いている状態と言うのは、たまたまそれを目撃した他人から見ても目立ちます。「あれ?これはなんか不思議だぞ」と。
もちろん猫と言っても嫌われている部分もあるかもしれませんので、こんな光景を見られた場合に、私が猫を増やしていると思われてしまいます。実際に与えるエサは少ない物でしたが。
そうなると夜の道で猫集団を率いて散歩中に、他人の足音が聞こえると、私自身が草木や物陰に身を隠す様な、まるで私が逆に猫になった様な、そんな状態でもありました。
それで今もそうなのですが、猫との交流関係は、その3匹の子猫の中のメス一匹と継続されている訳ですが、その猫は独占欲が強く、私の前では、他の猫がいると、ニャー!と言いながら突進し、その猫をおっぱらいます。だからその結果、猫関係はこの一匹のみとなってしまっているのです。本当に、この一匹だけが非常に、人に慣れ過ぎてしまっているのです。
私からのエサを独占したいのか、それとも何か夜道を歩く私を、他の猫から護衛しているのではないか、そんな事までも思ってしまいます。その猫のワンパターンな行動に、猫の持つ忠実心や義務感さえも感じてしまうのです。それは何故かというと、私は人前では猫を可愛がる様な仕草や行動をしません。「私はこの猫は知らない」と言う感じで歩いているのです。また或いは、他人の足音が聞こえると、すぐに隠れたり、家に帰ったりする私を見て、この猫は、私が「護衛なしでは自動販売機に行けない弱い人物」と思っているのかもしれません。それで他の猫から私を守ろうとしているつもりなのかもしれません。(笑)
(続)
(今回は猫好きの方に向けて記事を書かせて頂きました。)
お読み頂きありがとうございました。
これは私が実体験した物で、面白い物です。
まあこれは、確か前の酉年(とりどし)になる前年の、秋か冬頃でしたから2004年の秋冬頃だったと思います。

夜、家から出ると、突然、目の前に一匹の親猫が三匹の子猫を率いて居ました。この親猫は母猫だと思いますが、非常に凶暴で、人と目を合わせるだけでシャーシャー言っていました。
それで、他の三匹子猫は、それ程ガードは強くなく、食べ物を千切って道路に投げつけた所、食べたのです。

私が、しゃがみこむと、親猫はガードは固く、依然として凶暴なものの、本格的に逃げようとはしません。子猫が一緒に逃げないのと、いざとなれば人よりも足が速いので逃げられると思っていたのでしょう。とにかくこの母猫は凶暴でした。
猫の井戸端会議と呼ばれる猫の行動様式がありまして、お互い近所の猫同士が、同じ時間帯に同じ場所で無言で座ってジッとしているのですね。これを人は「猫の会議」と良く言いますが、この行動の理由としては、さまざまな説があり、お互い近所同士の猫同士が、毎晩顔を合わせることで、お互い敵同士で無いと言う共通認識を築き上げていると言う説もあります。
そんな感じで凶暴な母猫ではありましたが、私は「猫の会議」を意識し、私自身が人間ではなく「人間の形をした猫」(笑)になったつもりで、じっとし、しゃがみながら、時には目をそらして、他の物に集中している装いをしました。そこの部分は動物王国のムツゴロウさんからヒントを得ました。まさかテレビで見てた「ムツゴロウと愉快な仲間たち」が、こんな場所で活かされるとは夢にも思いませんでした。

さて母猫は私から遠くへ逃げることはなく、やはり私が餌を持っているのを期待しているのか、少し遠くでジッとしています。それでその間に子猫は餌を食べているのでした。もちろん母猫に触れることはできません。いつの日かは、一回手を引っ掻かれたこともありました。
やがてそれから同じ様な状態が3日くらい継続すると、少し子猫の方が慣れていたのか、私が歩きながらごく小さく千切った餌を置くと付いてきて、またその餌を歩きながら置くと言う事を繰り返して、私が向かう自動販売機まで誘導したのです。
昔の事なので3匹の子猫は、それぞれどうなったのか詳細は忘れたのですが、その3匹の子猫の中で、良く鳴き、比較的に感情豊かな性格を持ち合わせたメス猫が、今、私と、ほぼ毎晩の様に顔をあわせ自動販売機まで一緒に買い物についてくる様になったのです。・・・と言うことはその猫は9歳以上と言うことになりますが、まだ身体の毛や敏捷性、声の衰え等がなく、全然若い感じであり、まだ生き続けるのではないかと思っています。

元の攻撃的な母猫の方は、出会ってからしばらくして見かけなくなってしまったのですが、その三匹の子猫兄弟は少し行方は知っていて、他のエリアに居たりだとか。あとその一匹のメス猫が慣れ過ぎてしまって、私はこの猫が何回か子を産み、教育して行く様子と、そしてその子猫たちがさらに別のエリアに旅立って行くと言う猫人生の目撃体験をしたのでありました。
この猫たちと私の生活と言うのは、主に夜であり、人通りも少ない時間帯で起こっていた出来事です。誰もいない町の近所の道路を、私が決めた同じルートで一緒に散歩し、私の後を、綱でつなげた訳でもない4匹の猫たちがついてくると言う不思議な光景が、そこにはありました。あるいは、その光景を見かけた他の猫集団も興味を持ってついて来た場合もあり、そうなると最高で7匹くらい一時的に私が猫を率いて道路を歩いていると言う異様な光景となりました。(笑)
人間である私自身が、猫集団の「猫長」としての位置についていたのです。猫と言うのは普通であれば人からは逃げる生き物で、犬の様について来る様な動物ではありません。

だからこれは異常な光景であって、綱でつなげた訳でもない4匹の猫を率いている状態と言うのは、たまたまそれを目撃した他人から見ても目立ちます。「あれ?これはなんか不思議だぞ」と。
もちろん猫と言っても嫌われている部分もあるかもしれませんので、こんな光景を見られた場合に、私が猫を増やしていると思われてしまいます。実際に与えるエサは少ない物でしたが。
そうなると夜の道で猫集団を率いて散歩中に、他人の足音が聞こえると、私自身が草木や物陰に身を隠す様な、まるで私が逆に猫になった様な、そんな状態でもありました。

それで今もそうなのですが、猫との交流関係は、その3匹の子猫の中のメス一匹と継続されている訳ですが、その猫は独占欲が強く、私の前では、他の猫がいると、ニャー!と言いながら突進し、その猫をおっぱらいます。だからその結果、猫関係はこの一匹のみとなってしまっているのです。本当に、この一匹だけが非常に、人に慣れ過ぎてしまっているのです。

私からのエサを独占したいのか、それとも何か夜道を歩く私を、他の猫から護衛しているのではないか、そんな事までも思ってしまいます。その猫のワンパターンな行動に、猫の持つ忠実心や義務感さえも感じてしまうのです。それは何故かというと、私は人前では猫を可愛がる様な仕草や行動をしません。「私はこの猫は知らない」と言う感じで歩いているのです。また或いは、他人の足音が聞こえると、すぐに隠れたり、家に帰ったりする私を見て、この猫は、私が「護衛なしでは自動販売機に行けない弱い人物」と思っているのかもしれません。それで他の猫から私を守ろうとしているつもりなのかもしれません。(笑)
(続)
(今回は猫好きの方に向けて記事を書かせて頂きました。)
お読み頂きありがとうございました。