20年位前までは地上波でもパチンコ店の競争や出店を取り上げた番組が数多くあった記憶があります

今現在、YouTubeでも過去のそのような番組を観ることが出来るわけですが(著作権に関してはよくわからん)私が最近観たのは京楽が社運を賭けた『ぱちんこウルトラセブン』がホールデビューするまでの開発ドキュメンタリー

 

ありとあらゆる困難を乗り越えてウルトラセブンが客に受けて大ヒットするまでの過程が描かれていたわけですが、最初から最後まで出てくるのはぱちんこの演出面での話のみ

リーチがありきたりすぎて新鮮味がないだとか、役物の動きが弱いだとか、インパクトに欠けるなどが議題に上がり、遂には導入時期が延期してしまうという流れ

その責任者が上司に怒鳴られるまでのシーンがセットだとは思いますがぱちんこが売れるか売れないかを左右するのはリーチ演出が全てだと思われかねない番組の作り

そういった中で開発チームの責任者が乾坤一擲の大勝負として打って出たのがウルトラセブンの眼鏡をかたどった役物だとか

画面で繰り広げられるリーチアクションと連動し、役物が降りてきて変身する演出が高評価を得てその土壇場で閃いた役物のアイデアのおかげで客に幅広く受け入れられて大ヒット機種として君臨したと番組内では伝えておりました

 

いやいやいや、ウルトラセブンの魅力はそこじゃないだろ、と

 

どう考えてもあの台が希代に残る機種として今でも語り草となっている理由は当時の内規の中でも尖りにとがりまくった超絶荒波スペックにあるだろと

大当たり確率1/479で確変率が約81%、そのうちの約20%が突然時短で出玉無しという凄まじい内部仕様(確か出玉アリの初当たり確率は1/600に近い数字だったと思う)に初代源さんやモンスターハウスを彷彿とさせるような爆発力が相まってそのスペックこそが受け入れられた原因なんじゃなかったけと

 

ウルトラセブンのリーチや役物が良かったんだよなんて言うユーザーおるんかいな、と一人で呟いてしまいました

 

 

 

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