先生の新しい子猫ちゃん | Al Cuore dell'Etna

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イタリア・シチリア島の活火山エトナに恋して、長年その麓で自活してきました。帰国した後もエトナ山の「心」に自分の一番良い物を捧げたい。今日も元気な活動を続けるもう一つの「エトナ」のお話しです。

ふじこ先生のお家に新しい家族が増えました♪
保護猫の女の子だそうです。


先日のレッスンの時には、まだ新しいカメラが使えていなかったので、これは携帯画像ですけどね。



子猫の、手のひらにすっぽりおさまっちゃうサイズの丸い背中って、んもう、もう、キュン死にしそうなくらいハートにズキユーン恋の矢ってきちゃいますよね!





人の楽譜ファイルの上にちゃっかりお座りしちゃうんだなー。

まだ3カ月のおチビさんです。


茶色い猫って、わたし、猫の色のなかでは一番好きです。
なんとなく、見てるとあったかぁい気持ちになるんだもん。

茶トラのことをブリーダー用語ではレッドタビーって呼ぶらしいのね。

イタリアでスコのジェアちゃんをお迎えした時に、猫のことをちょっとだけお勉強しました(笑)


この子の名前は、まだ決まっていないそうです。


でも、先生が今月初旬、日本で初めてクラヴィコードとライアーのコラポコンサートをしたことが縁で、クラヴィコード奏者の方が保護猫を里親に出すボランティアをしているお友達を紹介してくれて、その方から子猫を一匹譲っていただけることになったので、クラヴィコードの「クラヴィちゃん」って名づけたいんだーっていうお話しは以前から伺ってました。


ところが clavi って鍵盤という意味なので、この子の色にはどうも名前が合わない。

むしろ先住猫のピッコラの頭にあるビックリマークの方が、よっぽど鍵盤らしく見えるって仰るんです。




これ、ピッコラの頭ですよ。。。

今年初めに携帯で撮ったんですが、しょっちゅう動くからちょっとボケちゃったの。

黒い毛がどう見てもビックリマークなんだけど、ピアノの黒鍵に見えなくもない(笑)


でも今さら名前をクラヴィって呼んだって、ピッコラは振り向いてくれないんだって。

なので、クラヴィ+ピッコラでクラヴィッコラになりそう(大笑)


ちなみにclavicola クラヴィーコラ っていう言葉がイタリア語にはあります。

解剖学を勉強した時に出てきた単語でありまして、鎖骨っていう意味なんですけどね。何でclaviがつくのかはわかりません。

鍵盤みたいに、肩と筋で繋がってるっていうことなのかな。


それじゃぁ、この茶色ちゃんはなんて呼ばれるのでしょうか?

色からしたら、私の場合カフェラテとか、カプチーノとか、ノッチョーラ(ナッツ)とか、カラメッラ(キャンディー)とか、どうも食べ物系しか浮かんでこないのだけれど、よく考えてみたらこの子の毛色って、先生や私が使っているライアーの明るめの木の色とそっくりじゃん??


先生のクラヴィコードとライアーの初コラポ演奏を記念するなら、クラヴィちゃんとLira リラ(イタリア語で竪琴)ちゃんじゃないんですかぁ?
って言っときました。


今では先生を挟んで二匹が一緒に寝てるそうです。


一方、ピッ…じゃなくて、クラヴィッコラが病気をした時に一日中看病していた旦那さんとは、どっちの子も一緒に寝てくれないんだそうで、お気の毒な旦那さんはちょっとふてくされているそうです(笑)

クラヴィッコラとリラちゃんって呼ばれるようになるかはわかりませんが、元気でおっきくなってね~って言いながら、
いっぱい撫でてきました~♪