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今回の渡比の最大目的は、二男の卒業式への出席。

ラスピニャスにあるプライベートスクールに通っていた二男、無事に四年の学業を終了し卒業を迎えた。

当日はスクールのホールにて式典を開催、日本との違いは其の賑やかさとラフなスタイル。

日本の様な厳粛な雰囲気など微塵も無く、ざわざわと騒めきの中でいつの間にか式が始まる。

親御さん達もジーンズやポロシャツ姿が多く、スーツ姿の人など一人もいない。

相当のアッパーミドル層でも似たり寄ったりらしいが、逆にスーツなんぞで行こうものなら、却って生意気と取られ保護者の間でヒンシュクを買う事にも成りかねない。

日本人の父親も意外といて、私が見ただけでも3人は確認した、皆さん爺さんだったが(笑)

誠に明るい卒業式で涙とは無縁な式典だった、嫁さんの友人達の中にはご主人を亡くして母親が育て上げたお子さんもいるが、其の母親方も涙とは無縁で実に明るかった。

二男はイントラムロスにあるマプアと云う、フィリピンにては名の知れた工業系カレッジに進学する。

此れについては、また後程に書いていくが。

嫁さんの長男と二男がカレッジを卒業し、働き出せば私もかなり楽になる。

早く楽をさせて貰いたい(笑)