今Dokiポートレート〜耽美的ポートレート〜 | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

みなさん、こん◯◯は!


Laskeyです。


自分がライフワークで撮っている

「耽美的ポートレート」はあくまでも

光と影とレンズの特性。この3要素を

使って艶っぽい女性像を肖像画、絵画

的に表現しよう。と言うものです。

Model LUNAちゃん


イメージは一回撮ってみない事には

モデルさんにも上手く説明出来ないのが

困りどころですが、長くタッグ組んでる

となんとなくは伝わるものもあるようで、

先日はあまり凝ったセットは組まなかった

んですが、一生懸命やってくれたおかげで

かなりイメージ近いのが撮れて次回に繋がり

ました。

ライティングとアングルを探るのに凄く

時間がかかってしまい、予定の半分しか

撮れなかったけど、結果は良好。


そして、今回使ったレンズはコレ。
巷では「タムキュー」の愛称で愛用者
が多い、タムロンの銘玉。
90mm F2.8マクロレンズです。

何故かウチには3本ある。4本あったんだ
けど1本はカメラ始めたモデルさんに
あげてしまった。😅
マクロレンズですから、その解像力と
ピンの薄さが特徴で、マイクロNIKKOR
と比べるとマッタリ柔らかめ。
値段も等倍が撮れるマクロレンズにしては
リーズナブル。
唯一のウィークポイントは世代の古いのは
インナーフォーカスじゃないから、寄ってる
ウチに被写体にぶつかる。とかは要注意。

細かいことを言うと、世代ごとに微妙に
写りが違うのも、こだわる人にはささる
ポイントか?こだわらない人なら世代
関係無くどれでもOK🙆‍♂️ 。

そんなレンズですが、90mm の中望遠
レンズとして使うと、これまた独特の描画力
を発揮します。マクロレンズだから、どこの
メーカーも寄りでの解像力は重視した設計
だけど、引きで撮った時に結果的に出て来る
のが描画力。描画違いと言った方がいいかな?
可愛いから、笑うと更に可愛くなっ
ちゃうLUNAちゃんですが、😂(こう
言うこと書くなと言われそう😅)切なく
このムードに合う影のある表情をやって
貰いました。

可愛いのは誰でも撮れるし、笑顔は
周りを幸せにするけど、いいんです。

自分が撮りたいのは不安、怪しさが
漂ってます。(笑)けど、ドラマチック
で、ゴージャスで美しい。そんなやつ。

自分も見かけの明るさ💡と内面は違う。
人って外からでは良く分からないもの
です。この表情はそんな苦悶の現れでも
あります。

かたや単に写真の観点からすると、大きく
伸ばして見ると、迫力も出る。
レンズの特徴的マッタリも更に分かります。

Nikon D850の高画素センサーと
相性も良く、発色、グラデーションも
良きです。

自分の個体はナント奥ピンのハズレモノ
なので、ウッカリAF任せだと全滅します。😅 
ボディのデザインもヤボったいですが、
ソレを差し引いても写りはハマります。
お試しの価値はあるかと。