ポートレート 〜日中のトライアル〜 | 写真を「もっと」楽しもう!

写真を「もっと」楽しもう!

ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

みなさん、こん◯◯は!

展示会やら何やらの準備もあって
割と忙しい日々。

そんな中でもライフワークの耽美的
トーンを求めて撮っています。

ドラマチックなら、日の出前とか、
マジックアワーがいいのですが、
今、チャレンジしているのは、日中の
明るさの中にマッタリしたトーンを
演出するポートレート。
Model LUNAちゃん

モデルさんは歌手のLUNAちゃんが定番。

ちょっとした指示、あと1cmとか、左顔
もう少し引いて。とかまぁ、感心する
くらい的確に動いてくれる。撮りだして
5年目ともなると、ホント、ツーカーか?
立ち位置指示したら、ライティングの
狙いとかも分かっちゃうみたいだし。

そんな恵まれたモデルさんで撮るにせよ
やはり、最初に選ぶのは、ロケーション
の中での光と立ち位置とアングル。
それから、レンズ。

イメージに合わせてロケーションを選ぶ
場合と、ロケーションに出会って沸く
イメージがありますが、イメージによって
使うレンズが決まって来ます。

35mm、58mm、85mm、105mm、
135mmは定番で、たまに200mm
以上500mmまであります。(笑)

多用するのは、58mm、105mm、
135mm。

これに、だいたい丸か縦長のグリッド
付きソフトボックスか、自作のスヌート
を付けた補助光を使って撮ります。

レンズも個性があって、Nikonの3次元
ハイファイレンズシリーズは解像しっかり
ボケマッタリ。でイメージに凄くマッチ
してくれる。

他にもマニュアルフォーカスですが、
F1.2クラスのレンズや収差に癖のある
レンズ。発色が寒い、暖かい、濃い、
薄いなど。
主観でいいから、感じて使い分けることで、
微妙にバリエーションが増えるのは楽しい
ですよ。

この衣装、森に合わせた清楚感と
少しゴージャスをイメージしましたが
見事にハマって、LUNAちゃんも上手く
着こなしてくれて嬉しかったのだけど、
季節的には絶対寒かったハズ。😅

数カット撮ってはコートを着て貰う。の
繰り返しでしたが、嫌な顔もせずに
良く頑張ってくれて感謝です。
LUNAちゃんの鼻のアタマが薄赤く
なって来たら、要注意。
ウルトラマンのカラータイマーのよう
なモンで、寒過ぎサイン。
撮るのに夢中になると、モデルさんの
コンディションを見落としがちになり
ますから、気をつけたいところ。

でもおかげさまで、また一つ撮影条件
のポケットが増えました。😉

そして、会期延長中の中野、ケンコー
トキナーでの写真展。
2月27日まで。
なかなかお誘いし難いですが、お近くに
お越しの際は是非、お立ち寄りください。