今Dokiポートレート ~明るいレンズ~ | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

 

 

みなさん、こん〇〇は~。

いつもご訪問ありがとうございます。

 

ポートレート、撮り方人それぞれです

が、開放F値が明るい単焦点レンズ

と言うのはやはり表現に余裕があっ

て好きです。

明るいと言うのはおおむね、f/2.8

より数字の小さいもの。

高価なレンズになってしまうのが

玉にきずではありますが、ピント面

とボケのバランスから画面に変化

を付けやすい。とでも言うのでしょう

か?

モチロン、レンズの焦点距離による

特性とか、前景、背景を配置する

距離にボケは左右されますが、

それでもやはり被写体と周囲の

景色のバランスの調整シロが多い

のはいいです。

Model LUNAちゃん

 

既出の写真ですが、

Nikonの105mm f/1.4で撮影した
写真です。

 

開放のF1.4でもピント面の解像は良い

ですが、両目を被写界深度に入れる

ためにF1.6で撮っています。

しかも、ピントは奥に深い傾向がある

ので、右頬あたりにピンをおいて、

両目と着物の帯の柄はボケないように
しましたが、後頭部の髪の束ね部分

なんかはボケはじまって、背景は森

の雰囲気を残してボケています。

これが、F1.8とかだと背景がもう少し
説明的に分かってしまう感じになり

ます。

 

上の写真はこのズームレンズのテレ端

200mmの開放F2.8で撮りました。

このレンズは望遠ズームですが、その

解像とAFの速さに定評があります。
APS-CのD500で使うとテレ側は換算

300mmとして使え、カワセミ撮影

みたいな動体撮影にも威力を発揮し

ます。
ポートレートでも解像とボケはなかなか

のものです。

テレ端を使ったのはボケを大きくした

かったからなんですが、F2.8だと割と

額紫陽花のカタチは判別できます。

F1.4クラスを使っていたらもっとボケて

色の壁みたいになったかも。

Model LINちゃん

望遠系ではありませんが、マニュアル

フォーカスの55mm f/1.2。

開放だとハイライトがにじみ易いので
F1.8で撮っていますが、最初から開放
f/1.8のレンズと比べるとf/1.2を絞り

込んだF1.8の方がピント面の解像感

と背景のボケのバランスはコントロー

ルし易い気がします。

 

 

明るいレンズはダテに値段だけが高

い。と言うことでは無くて、人物撮影

なんかで、ピントとボケのバランスに

こだわると、撮影者の意図とかが

反映させやすい。

 

裏技的にはNDフィルターやPLフィル

ターでボケは有効に残したまま明る

さを調整してやる。なんて事も出来

ますから、やはりアドバンテージの

ある表現の幅がより広く使える

道具と言うところに面白味があるん

じゃないか?と思います。ウインク