自己流ポートレイトあれこれ | 写真を「もっと」楽しもう!

写真を「もっと」楽しもう!

ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

さてさて、ここのところ幸いにも
ポートレイトを撮る機会が増えて
来ました。
幸い、被写体やってくれる人が
みんな魅力的。

そんなワケで、次回はプチ撮影会
をすることに。
基本、ポトレ初めての人ばかり。ニヒヒ

ですが、コチラも人物撮影を具体
的に誰かに教わった事はなくて、
それらしい事と言えば大昔に、社会人
しながら行った写真学校のスタジオ
ライティングで少しかじったくらい。

なので、偉そうにアレコレ教える
なんて事は出来ないので、最近撮った
写真と一緒に、こんな感じで撮った
よ。的な事だけ書いておこうかな。
と思います。

撮影してる短い時間の間に、、モデル
さん個人のより「らしい」ところ、とか
こんな表情もあるのか?みたいな
発見を上手く切り取ってみたいな。
と思っていつも撮っています。

モチロン、心の師匠が言った「良く無い
=らしくないところ」は排除しながら。汗

最終的にはモデルさんが喜んでくれる
写真が撮れたら、目的は達したと
同時に、自分も嬉しくなるワケです。ウィンク

因みに、自分のお願いしてるモデルさん
は本当に素人のカメラ女子の面々なので、
そこまで撮られるのに慣れていません
お互い、あれこれ研究しながら撮ってる
ので、まずは雰囲気作りが最大の課題。


こちらのモデルさんは
上品、クールな印象ですが
まったく、その通り。
超上品なお嬢様。
だけど、クールってよりは、なんて
言うか、モナリザの微笑。汗
歯を出して笑うのが悪いワケじゃ
無いけど、そういう感じでは無い
ところに、本当の優しさみたい
な、ミステリアスな魅力も感じるワケ
で、実際、嫌味は無いし、すごく
優しい人間なんですが、そういう
シーンや表情を構図と一緒に写真
に写しこめるか!?ってのが、撮り
甲斐のあるところ。


だから、表情=身体全体から
醸し出される雰囲気を大事に
したかったので、ポーズらしい、
ポーズもして貰ってません。
でも、それが、ポトレを専門に
撮ってる人からみたら、つまら
ない写真
なのかも。

よく、わからんが、自分は
気に入ったので。ヨシ。です。
OK

テクニック的には特別なモノは
何も無く、正面、斜光ですから
両目にピントは合わせやすいし、
顔に強い影が出ない様に角度に
気をつけて立って貰ったくらい。

まぁ、あと全般的には串刺し、
クビチョンパ、そんな感じの構図
にはならない様にします。
撮ってる時は意外に夢中で気が
付かないけど、これは後で見ると
見苦しいし、違和感もあります。


あとは変な影が思ってもいなかった
トコロに出てて、そこに目が行って
しまうと、これも、台無しかな~。と
思います。


コチラは和装で撮らせてもらう
機会の多いモデルさん。
風が強かったんですよ。この日。
そうは言っても、髪の乱れは、
やっぱりもっと気にしてあげる
べきだったでしょうね。と言う反省
の1枚。ごめんなさい

ぴよ~ん。って出てる毛髪なんか
を「アホ毛」って言いますが、それ
以前の問題。とか言われそう。

髪の毛に気が行って、撮影の
リズムが狂って、いい表情が
出なくなる事の方を心配して
そのままイケイケ~と撮ったの
ですが、やはり直すべきだった
かな~。
あとは、濃い影が出たのは
もっと気をつけたら良かった。


コッチも表情はステキだと
思うのですが、やはり鼻と
唇の下の影が濃いのと面積
多いのはいけないのかな?
よ~く見てると確かに目が
ソコに行く気はします。
こういうのは撮る時に気が付か
なきゃなので、難しいです。


3人目のこのモデルさん。
全体的な雰囲気は可愛らしい
ながら、キリっとした聡明さを
感じます。
聡明には違い無いのですが
それが強いとなかなか、もう
一つの「可愛い。」を撮るのが
意外に難しかった。

それで、教科書通りだと、こう
して上から撮ると、全般的には
目が強調できて、可愛らしさを
アピールできる。と言う事なん
ですが
目の聡明感が勝ってて、
ちょっと、可愛い感じを前面に
出せなかったので、珍しく、
ポージン
グを・・・汗


アイレベルでおどけて
貰ったら、ソッチの方が
素直にカワイイ感じが出た
気がします。

と、まぁ、実はいろいろ試行
錯誤の連続で、確信持って
「こうだ~!」
って感じにはなかなかならない
のが現実ですね。汗


デジタルとは言え、現像して
上げてみるまでは解りません。

でも、それが楽しかったりもする
わけで、いいんじゃ無いかな~。
「楽しんで撮る」これが一つの
目的ですしね。

~今日の撮影機材~
カメラ
Nikon D610
Sony α7Ⅱ

レンズ
Nikon 135mm F2.0、85mm F/1.4
ツァイス Elmarit 90mm F/2.8
フォクトレンダー 55mm F/1.4