ボケ調整レンズ DC Nikkor | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。


Nikon AF DC Nikkor 135mm F/2.0
自分がポートレートを撮る時の
定番レンズの1本です。
このレンズ、1995年の発売。と設計
は古いのですが、とにかく肌の描写
とか、しっとり撮れるのは、他に類を
見ません。


そして、このレンズの最大の
特徴はDC機能。いわゆる
ボケコントール機能がレンズに
ついています。


このダイアルがソレですが、Fはフロント側
要は、前ボケで、Rはリヤ、後ボケです。
例えば、開放、F/2.0で撮影する時に、
このダイアルをセンターにしておくと、通常
のF/2.0の時のボケ味となりますが、
F側の2に合わせると、前ボケが強くなり、
R側の2に合わせると、後ボケが強くなります。
数字を大きくすればするほど、その効果
も大きくなります。
ものは試し、その比較を見てください。


まずは、これが通常のF/2.0の
写りです。



前ボケを強くすると、一番手前の
ボケてる花は花びらの様子もよく
解らないくらいボケてきます。

それと同時に若干ピント位置も
変わって「見える」ので微調整が
必要。



そして、後ボケを強くすると
レンズの収差、いわゆるにじみが
大きくなって、ソフトフォーカス調
になって来ます。



135mmと言う中望遠レンズなので
被写界深度は浅いです。
ポートレートでは、手前の睫毛にピント
を置きながら顔の輪郭をあまりシャープ
に出したく無い時。とか、ちょっと
柔らかく撮りたい。なんて時は効果
テキメンです。


桜の季節になって来たので
桜絡みのポートレート撮りたい
けど、みんな忙しいみたいでね~。
モデル探し苦戦中です。汗


昔は街中で声かけて、女性の
スナップ撮って来い。
なんて、写真の課題であったん
ですが、今のご時勢、この年齢で
やると結構アブナイのでねぇ。汗


そこのおねぇさ~ん。
写ってみませんか?(笑)

~本日の撮影機材~

カメラ:Nikon D610
レンズ:AF DC-Nikkor 
     135mm F/2.0