OLDレンズと寄り道 Xenon 50mm f2.0 | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。


カワセミ撮影意外に、40~60年前の
モノクロフィルム時代の古いレンズを
見つけては、最新デジタルカメラに
付けて撮っています。

カワセミ撮影の場合は、瞬間勝負です
から、カメラには最新のAF精度、速度、
連写能力と、高感度耐性など。
レンズには高い解像力とAFスピードを
要求するので、Nikonでそれを満たす
カメラは今のところ、D4sであり、レンズ
はAF 400mm f2.8(新型)が最強だと
思っていて、迷う事なく、このヘビーな
機材を、頼もしく感じながら使っています。

一方、OLDレンズ。
これは、オートフォーカスも効かな
ければ、絞りもレンズの絞り輪を
直接操作するわけで、機械任せの
部分はほとんど無く、手間だし、
解像力も癖のある物が多いです。


普通に撮りたければ、デジタル用の
AFモダンレンズが一番。

それに、デジタルで撮る限り、いろ
んな補正が後で効くので、本当の
出たトコ勝負でレンズの味わいを
知りたければ、フィルムで撮るのが吉。


ですが、デジカメを使えば手軽に
その片鱗を楽しむ事が出来るワケ
です。
カワセミ撮影とは対極的。

被写体とじっくり向き合って、
どこで露出を取るか、ピントは
どうするか、構図はどうするか、
絞りはどうするか、シャッター速度
は?と全て自分で決めて一枚を
収める。
昔ながらの基本に戻った撮り方
です。

ボケの出方や、周辺減光や、
像の流れ、時としてフレアや
ゴーストまでが、写真に普通じゃ
ない何かを醸し出してくれたり
するのが楽しいです。


まぁ、そこは個人の好みです
ケド。

(こういうのは↑どうかと思う。(^_^;))

前にも書きましたが、OLDレンズは
その形や、材質感が今のレンズとは
全く違って、同じレンズでもモダンより
身近に感じるトコロがあります。

今の車とクラシックカーの魅力の違い。
って言うのでしょうか。
そんな部分でも心をくすぐられます。

(って、僕だけかも


カメラが冷たく感じられる季節
になったと言うのに、仕事の途中
だったり、帰り道でも、何かしら
コレで撮りたくなってしまう今日
このごろ。(笑)


風邪が長引くワケだ。

Sony α7
Schneider Xenon 50mm f2.0