ライカ用レンズ比較 | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

むぅ~。古いレンズ(約50~60年前の)で今を撮るのは
なんとも愉快です。



下の写真は有楽町、西銀座界隈ですが、その昔、この
あたりのお祭りなんかは結構盛んで、お祭りになると
人が歩道と言わず、路上と言わずごった返したそうです。
そんな中、カメラマンはあっちこっちの高いトコロに陣取
って写真を撮ってたそうです。


ある意味、カメラを持ってる特権って時代があった
らしいです。
例えば、今は形が変わってしまったらしいですが、交差点
にある交番の屋根の上もカメラマンが上がってOKだった
んです。(笑)

今やったら、即刻逮捕ですな。


こんな街のスナップも人が特定出来ない様に気を
遣って撮らなきゃなんないし、カメラ出しただけで警戒される
ことも珍しくないです。
まぁ、こんな風に簡単にネットで世界中にさらされる訳で、
一旦さらされると、回収は不可能ですから、当然かも
知れません。
スナップも下手すると、危険な撮り方になって来ている
のかも・・・と言うのはちょっと残念。


ところで、このレンズはそういう、いい目にも多分、沢山
遭って、いいシーンも写して来たことでしょう。
この街の変わりようを見て、レンズがモノを言えたら、なんて
言うでしょうねぇ。

まぁ、そんなコトを思いながら撮るのも一興、ってコトです。


(Summaron 35mm f3.5)

それと、やっぱり、思い入れかなぁ。
光学的には今のレンズになんて叶わないハズですが、X-E2に
コンパクトな昔のライカ用のレンズはスナップにはちょうどいい
です。


Nikon機を使うときは、一番小さくてF2-AかD610なので、もっと
ゴツイ感じで、カメラの存在感がバリバリです。(^_^;)

また、Nikonの場合は、現像で手を加える事を前提に、Lawで撮って
いますが、Fujiの場合は殆ど、Jpeg撮ったまま
です。


さて、日中のスナップは絞り4.5のまんまで、ISO 100 Aモードで
撮りました。

ちなみに、本当のライカの方は、フィルムをまだ撮りきって無くて、
カメラの中です。(^_^;)

一方、ローライの方は、なんやかんや言って2本くらい撮って
現像中です。

出来上がりが待ち遠しいですが、そのあいだは、デジカメにこうした
古いレンズを付けて遊ぶ。ってのもいいでしょう。


これは、デパートの中の花屋さんなんですが、明るいように見えて
暗かったのか、SSが1/10で、手ぶれしてしまいました。

ミラーレスだから、この程度の手ぶれで済んだ。とも言えますが
カラフルな発色がおよそ見た目に近く再現されているので
みっともないケド、載せてみました。

ちゃんと、花屋さんに了解は頂きましたが、ブレてんの見たら
気を悪くするだろうな。(^_^;)

あっつ、でもピント合わせ。


黄色い花の花びらで合わそうと思ったらEVF上では色が飛んで
しまって、ピンのヤマが分からず、仕方なく赤い花で合わせました。
こういうコトもあるんですね~。

最初、ISOオートを使おうかとも思ったけど、設定の仕方がわからなくて
しょうがなく、ISO100で、撮影。
その後、いじってたら、やっとISO設定がわかったけど、遅いっての。(^_^;)


で、帰宅してから、いつも付けて歩く一本を、どれにしようか?
と思った時に、それぞれのレンズの差が、どうしても気になったので、
人形をモデルに各レンズで撮り比べて、解像感を見てみました。

手提げ袋のヒモが写ってしまったのは、ご愛嬌。(^_^;)


Summaron 35mmf3.5

 



Nikkor 35mm f2.5



Canon 35mm f3.5



Summicron 50mm f2.0




Voigtlander 25mm f4

被写体が同じような大きさになる様にトリミングしています。
今回は、レンズの味と言うより、解像度を見てみたかった
ので、中心部の切り出しで見比べたらどうかな?と思った
ワケです。
ちなみに、撮影距離、照明は同じ。絞りもF5.6です。

ピントは目の下のまつ毛の線にライブビューで拡大して
合わせています。

どうでしょうねぇ?
50歩100歩か?