今月の初旬の話しですが、ベトナムはハノイとホーチミンに一週間ほど
行って、仕事して来ました。
スナップはCanonのPowerShotG15で撮って来ました。
このカメラ、と言うか、最近の高級コンデジはなかなかスゴイ性能して
いますね。RAWで撮れてマニュアルでも撮れる。
オマケにレンズが1.8-2.8と明るいので、結構暗くなっても手持ちで
撮れてしまいます。
このコンデジはファインダー付きなんですが、パララックスが出る
のと、視認性が良く無いので、結局、液晶で撮る様になってしまい
ました。
それなら、Nikonでも良かったな～。とも思うんですが、使い勝手
もなかないいし、AFも優秀だと思います。
ハノイには大抵、夜、到着します。
ホテルに着いたら、あとから同じ飛行機のCAさん達がチェックインして来ました。
日本人の泊まるホテルはあらかた決まっている様ですね。
で、これはホテルの部屋から見える路地を撮ってみました。
深夜ともなると人通りが本当に少なくなります。
なんとなく、ホコリっぽいのは以前と変わっていませんが、信号機が増えて
いて驚きました。
ただ・・・僕ら日本人には到底理解できない様な、まか不思議な暗黙の
ルールで、ぶつからない様に上手く運転していくのが不思議でした。
朝に同じ路地を撮ってみました。
夜が明けると、一気に騒々しくなります。
車のクラクションにバイクのホーンの音、とにかくバイクが多い。
かつては自転車でしたが、今や市民の足はバイクです。
それも、110ccの中途半端なサイズ。
オトナの２人乗り、子供なら3人乗りもOK。公安の見ていない
トコロだと、4人、5人が１台のバイクに乗っていたりして、あれは
一種の技かと思います。
つかまると面倒らしいですが、ソコはまぁ、抜け道があるらしい
です。公安はとにかく儲かる職業で(笑)人気が高い様です。
中国も自転車から、バイクになって来ていますし、車も増えていますが
中国の場合は、50ccクラスか電動バイクみたいな、自転車に毛の生えた
ようなバイクが主流なのに比べると、ベトナムの足はちょっと大型。
ここでも、ダントツはホンダが人気で、次がヤマハ。
ホンダはとにかく、燃費がいいとみんなが口をそろえて言います。
時々、ビックスクーターみたいなのも走っていますが、これはバイク
の中では高級車で、普通の市民はなかなか買えません。
通勤時間のラッシュは本当にバイクの波の様です。それで空気が
悪いのか、多くの人がマスクをしています。
こんだけバイクが多かったら、カスタマイズしたりしても良さそう
ですが、オートバックスみたいな店はありません。
また、市民の所得水準もそういうところにお金をかけるほどに
なって無い感じですね。
バイクのシートだけ、ヘルメットだけ、部品だけを露店に並べたり
店先に吊るして売ってる様なお店が主流です。
ここは屋根付きの大きな市場です。
市場の中のメインストリートから撮っていますが、この通り以外は
人がすれ違うのもやっと、と言うような間隔で、お店が碁盤の目の
様に入っています。一軒一軒も実はすごく狭いのですが、ところ
狭しとモノを並べて売っていますが、外国人にはものすごく吹っ
かけて来ます。
例えば、(買いませんが)イミテーションの腕時計。1個で１万円。
とか言って来ますが、帰ろうとすると２個で１万円になり、さらに
「バイバイ」と言うと、腕をつかんで、「いくらなら買うんだ？」が
始まります。
２個で1,000円。と言うとだいたい１個1,000円にはなると言う、
不思議なところです。
日本人はあまりこういうところで値切り過ぎませんが、他の
アジア系の観光客はもっとしつこく値切ってますね。
お国柄がそんなトコロにも見え隠れします。
移動途中で稲刈りの様子に出くわしました。
残念ながら、移動する車の中から撮ったので、もう少し右側の
稲刈りしてる人たちと、ベトナムの国旗を入れて撮りたかった
のですが、これが精いっぱいでした。
三角の傘をかぶり、手に鎌を持って、田んぼに立つ国旗。
なんともベトナムです。
グリーンのヘルメットのバイクの人は監視の役人かも知れません。
とにかく、鎌を持って刈取りしている様子が解ります。たまたま
ここの田んぼがそうだったのかもしれませんが、こんな風景
今では日本でもそう見れません。
そうかと思えば、こんなオシャレなレストランも街中にはあります。
良く見ると、隣のビルが接近していて、窓から見る風景は・・・ですが
それが、またベトナムらしいです。
肝心のお料理ですが、いわゆる香草が苦手な人はツライかも
しれませんが、そうでなければ、日本人の味覚にはとっても
マッチします。
春巻きやビーフンの様に米粉を使った料理も多く、結構
これが腹持ちしてしまいます。
ここは高級店ですから、現地の人は来ませんが、それでも
一人2000円もあれば、飲んで食べておつりが来ます。
写真はありませんが、例えばマッサージ。
日本ならフルコース90分で１万円くらい取られますが、700円
くらいですみます。
ベトナムはかつてはフランスの統治下にありました。
ですから、その名残も当然残っていて、その部分はまた
独特な雰囲気を醸し出しています。
この教会も材料は全てフランスから運ばれて建てられた
そうです。約300年まえのこと。
仕事の間のわずかな時間に、ちょっと散策してみましたが
だんだん暗くなって来ました。
教会を出ると、空に三日月が出ていたので、教会と一緒に
撮ってみました。月が小さすぎ。(笑)
このあとはバタバタと荷造りして、飛行場に向かいました。
ﾎｰﾁﾐﾝは国際空港とは言え、こじんまりしたモノです。
空港のお店も端から端まで見ても１時間はかかりません。
なかなか、買いたいものも無いのですけど。
夜便のいいトコロは夜明けや夕暮れのいわゆる薄暮と言うのでしょうか
そのシーンが飛行機から狙えるトコロです。
陽が出るまでのほんの数分がチャンスですから、寝過ごさない様に
CAさんに起こして貰って、窓にへばりついて撮ってみました。
手前の雲ももう少しうまく出るかな？と思ったけど、難しかったのと
眠気に負けました。(笑)