カワセミ。改めてどんな鳥かといいますと。
大きさはスズメくらい。清流や池などの近くの繁みに生息しています。
それぞれ、縄張りを持っていて、一日の間になわばりの中のえさ場で
木の枝なんかから水中に飛び込んで、魚や甲殻類を捕食します。
色は、まさに光の加減で鮮やかなブルーからグリーンに羽が輝いて
大変美しい鳥です。
みかけによらず、捕食のために水中へダイブする姿はダイナミックで
多くのフォトグラファーを魅了しています。
自分は、鳥の撮影には全く興味がなくて、まだ風景などの
撮影が好みでしたが、この鳥に出会ってからと言うもの
ひたすら、ナイスショットを狙って撮り続ける事になりました。
しかし、この鳥。小さい。動きが俊敏。近くではなかなか
撮れない。数も少ない。と言うことで、少ないシャッター
チャンスをモノにしようと思うと、どうしてもそれなりの機材が
必要になって来ちゃって、これを「沼にハマる。」と写真仲間
の間では言っております。
水中写真の時は機材は必需品でしたが、明るい超望遠
レンズなんかが必要になって来て、レンズがカメラより
高価だったりするのは、この世界の常識です。^^;
が、そんな高価な物ばかり揃えられないので、それなりの
レンズで、いかにいい絵を撮るか。
これが、またフォトグラファー冥利に尽きます。
こういうブログを書くと、撮影場所を聞いて来る人が居るの
ですが、カワセミの住環境を悪化させないため、公開しない
のが暗黙のお約束となっています。
場所が有名になると、遠方からも人があつまり大抵は
荒れてしまうんですね。その結果、鳥もどっかにいなく
なってしまう。残念ですが、現実。
自分たちはこの環境をいつまでも守って、生き物に
長く写真撮らせて欲しいと思っています。