私の育ての母は生前、言っていた

親父が会社の借金をする時に、
もしも、私に保証人を頼んできたら

断りなさい

貴女は女性で、いつか結婚するかも知れない
それに、会社の借金は、会社の社長が何とかするものだから

母が亡くなり、私は家を出た

そして数年が経った頃
迷惑かけないからと、保証人になって欲しいと連絡がきた。絶対に迷惑かけないから、親父が死んだら、借金チャラだから、、と説明、、

悩んだが、、ものすごく悩んだが、
自営業をしている友人にも相談したら、母と同じ事を言った
生前の母の言葉通りに従うことにした

この当時、私は家を買ったばかりで、云千万の借金を抱えたばかりで、自分の生活も、ままならい状態で、どうにも出来ない

会社の責任者は、社長である
たとえ、親だとて、保証人になる必要はない
保証人にならない事が非道ではない

しかし、母の千里眼には驚かせれてばかりだ。
死後まで見透かしていた、さすが母。