最近よく思うことがありまして。
一般のお客様はサロントリートメントや、シャンプー、ホームトリートメントとかの美容商品で髪のダメージは修復されると思っていらっしゃる方が結構多い。
テレビなんかの誇大広告とか、自分ら美容師のせいも多分ある。
はじめに
基本的に、頭皮からでてきた毛髪は細胞分裂をしないので、自然に修復することはありません。
もし髪が修復能力を持つとしたら、髪の中心部のメデュラに血が流れている。
そして髪を切ったら激痛が走り大量出血!
サロンは血の海地獄 みたいな感じですよ。
そしてトリートメントやホームケア用品。ケミカルなりボタニカルなりの成分での補修は、状態と質感を向上させますが、毛髪のダメージレベルに、変化はありません。
カラーは回数を重ねていくことが多いので、毎回毛先までアルカリカラーを塗布していくと、どんどんダメージがひどくなります。ダメージが進行するほど、栄養は留まらなくなり、質感は悪くなる。カラーやパーマの持ちも悪くなります。
つまり髪は傷んでいく一方で、カラーやパーマのケミカルダメージはたまっていくのみ。
トリートメントしてようが、高級シャンプーを使っていようが頻繁にカラーやパーマで負担をかけるとダメージ大になるばかり!
なので自分はいかに低いダメージで施術できるかをメッチャ考えます。
アルカリ剤をいかに少なくするか、アルカリ剤をどれだけ毛髪に残留しないように除去できるか。
サロントリートメントやホームケア商品も否定するわけではなく、大事です。
ケミカルダメージを意識した上に、そういうケアの効果が発揮されます。
サロントリートメントやホームケア商品は鎧みたいな髪の防具です。
ドラクエでいえば、HPが3くらいの瀕死の勇者も鋼の鎧を着せれば大分ダメージから守られるに違いない。
サロントリートメントも、低ダメージ技術を前提にホームケアと組み合わせると驚くほど状態よくなりますよ。
髪を労わるって、とても大事ですよね。
優しくしてあげましょう。