昨日は会派が主催する、口述練習会の講師を務めました。
私は商標を担当しましたが、なんと同じブースで担当した先生は、昨年、受験生だった私を担当した先生でした。不思議なめぐり合わせですねー。
何で分ったのかって? 実は私、昨年の自分の採点シートを保管していまして、見せたところ、その先生の筆跡だと分ったようです。私のほうは緊張して覚えていませんでしたけれどね。
その時はとてもよい評価を頂いたので、合格したことも含めて恩返しができたような気分です。

受験生ですが、直前だけあって、知識は十分だと思います。ところが、あまりにも条文に忠実に答えるばかり、少し冗長すぎる印象を与えてしまいますね。戦略としては、まずショートバージョンで簡潔に答えて、詳細を問われたら条文どおりに話す、というのが良いと思います。
やはり、試験官とスムーズなキャッチボールを心がけたほうが、心証はずっといいと思います。

また、法律らしい用語を使ったほうがかっこいいです。
「黙示の合意」なんかは使えますね。

とにかく、重要条文、青本キーワードはなんども繰り返して、直前まで暗記を確認してください。

終了後に慰労会がありましたが、同期合格の知人も何人かおりました。この世界は何かあれば、必ず一人や二人は知っている人がいますね。かならず、どこかで結びつきがあるようです。

ところで、OY先生、今回急遽欠席されてましたが、また入院されたようで、お大事に。