久住山・中岳を10時に下山し、トイレ休憩やバッチとソフトクリームを買った後、阿蘇山へ向かいます。
じつはいろいろありましてそのことは後日九州遠征の総括で書きたいと思います。
ナビに「仙酔峡」をSETしていたのですが、山頂で話していたお父さんに仙酔峡へは行けないよ!と言われどこから登ればいいか聞きましたが日々変わるとの情報で取り合えず「草千里」まで行くことに・・・
仙酔峡からは高岳ピストンを3時間半と予定していたので4時間以上かかると帰りの飛行機に間に合わなくなります。
とりあえず行けるとこまで行こう!と草千里の駐車場へ入ると料金所の人が今日はロープウエイPまで行けるとのことでロープウエイ駐車場まで行きました。
この先も行けるのですが朝に中岳から見たもくもくの火山性ガスが出ていたのでロープウエイも運行停止、道路も通行止めでした。
時間は11時、登山者はいません。準備をして登山開始です。
ゆっくり行けば5時間前後かかると思います。
監視の警備員に登っていいか?と聞いたら「火口には近づかないで自己責任でお願いします」と言われ
「そりゃ~そうだよね」ってことで行きました(笑)
しばらく登山道入り口まで歩道を登って行きます。
しかし、ひさしぶりの阿蘇山はこんなにもスケールがデカかったか!?
と思うほど雄大な高原
あそくじゅう国立公園は本当に広く気持ちがいい場所だなと思う
ここから大分・宮崎へと向かう道は気分がいいですね
デート・家族のドライブにも最適だなぁ~と
しかし、コンビニ慣れしている都会の人間は認識が甘いと痛感
さて登山道に到着し、「砂千里」の砂漠地帯を歩いて行きます。
途中、アメリカ人の親子ハイカーもいました。
その先に「第一規制中に付き立ち入り禁止」の看板が・・・
ダメじゃん!しょうがない入れないからここまでと思っていたら・・・
後からくるトレランのおじさんに「行けますよ!」と言われ・・・
マジっすか!?(;´Д`)
みんなで目を合わせ「行く?」(笑)
阿蘇山の中岳は最近まで入山禁止エリアでしたが最近解除したらしいです。
高岳に行く場合は仙酔峡からが最短ですが、仙酔峡が震災で不通だったのです。
最初の取りつきから大きめな岩のガレ場の急登
これが一番しんどかったかな・・
すぐにアメリカ親子に抜かれます(笑)
しかも、親子はサンダル!
さすが、身体の馬力が違うことに気づきマイペースを守りました。
登り切ったら中岳で左が高岳と思っていてこれなら大丈夫かな!?と
稜線に出てこれが中岳?と思ってたら全然違う・・・
あたりを見ると遠くに一番高い山があるけど・・・まさか!?
そのまさかです(;´Д`)
実際の中岳は下の写真のいちばん左
時間的にも体力的にも限界が近いと思いました。
朝、おにぎりを2個食べてからお昼を食べる時間と暑さで食欲もなく食べてませんでした。
とりあえず中岳まで行き、自分の百名山阿蘇山は中岳にしよう!?
稜線を歩きつづけ中岳に到着
なんと!雄大な景色なんだと改めて思いました!
水分補給をしながら考えました。
高岳まで約800m
自分に「いいのか?ここで下山をしても?」と聞くと
「そうだな!登るために来たんだな!」
気持ちは折れてない!体力もまだ大丈夫!
普段食べない行動食を全部食べて高岳へ向かいました。
20分ほどで阿蘇山主峰「高岳」登頂です!
駐車場から2時間かからずに登れました。
5分ほど休み、来た道で下山開始です。
来るときは阿蘇の雄大な景色を見る余裕もなかったのですが、下山の稜線歩きは楽しかったです。
友達にLineを送り、励ましてもらって最後のガレ場をゆっくり下り駐車場まで歩きました。
弱っている時の励ましの言葉は何よりも力になりますね!
時間は15時前、4時間かかりませんでした。
車に付くとホッとし一気に空腹が襲ってきました。
売店で食べ物はいきなり団子しかなく2個食べてから日帰り温泉を目指します。
どんどこ湯
いつもは500円しばりですが、今日は頑張ったご褒美で660円(笑)
自販機を見ると「赤毛牛ステーキSET入浴料込2000円」ステーキ単品で1.800円なんで入浴料実質200円(笑)
500円しばりセーフです(笑)
レンタカーの返却時間を40分過ぎてしまいましたが追加はなく速攻で空港へ送迎されました。
無事チェックイン
阿蘇山も素晴らしい場所です!
機会があれば阿蘇の雄大さを見て熊本の美味しい食べ物を食べてみてください!
九州の山は2000m未満ですがそれなりに登りごたえもあり
何より低いから高山植物が多く見れるようです。
混雑は承知ですがぜひ来年も九州に来たいと思います!!!
反省は総括で(笑)