じっくりと動画を見ながら作業し。


大枠で言えば、成功はしたのですが…


2点ほど、大きな罠にハマりました。


まずはパネル。

パネルのインカメラ、スピーカーの部分は粘着テープ固定の箇所が3点ありました。

ケーブル、センサーの枠、インカメラの枠の3点


しかし、新しい再生パネルは、ケーブルのところだけしか粘着テープがなく、

残り2点は、ただの固定でした。

なので、どう位置決めしてもズレてしまうのです。

結局、強引に取り付けました。

(インカメラのケーブルとスピーカーで押さえつけたというのが正しいです)


あと、特殊な治具がないとTrue Toneが使えなくなるという制限もあります。

これは使っている人がいるのか謎ですが。


次にバッテリー【ココが重要】

まず、バッテリーを外す際の粘着テープの剥離は、

相変わらず失敗。

で、結局へらでゆっくり剥がしたのですが、

底面の黒い部分(リモート充電のコイル部)の黒い幕が剥がれました。

後になって、Apple公式HPにて、糸かテグスで外す方法が紹介されてました。

前もって見ておくべきと後悔しました。

そこは、黒のビニテで絶縁補修して、とりあえず終了。


で、ココからが【最も重要】な点です

一通り作業が終わり、仮組みして、電源を入れたら、

『バッテリーが純正か確認できません』との警告表示が出ました


私は、純正を取り付けたのですが

なぜこんなことに…意味がわかりませんでした。


でも調べたところ、

驚愕の事実が判明しました。

iPhone XR以降ですが、

バッテリーICと本体でペアリングしないと

この現象が起きるとの事。

(もっと簡単に言うと、iOS16にバージョンアップできる機種が対象です)


このペアリングは、Apple販売店か正規代理店のみ対応可能との事。

つまり、純正だろうが、非純正だろうが、

このペアリング作業をしなければ、すべて非純正扱いになるという事です。

無論、そういう仕組みだから、工場出荷状態にリセットしても無意味です。


非純正の状態だと、

バッテリーの寿命のパーセンテージとかの表示ができなくなります。

通常の残量表示は可能です。


つまり、完全に状態に戻すという意味では

Appleに修理依頼を出す以外の道はないという事です。


ですが、その表示に目を瞑れるなら

そのまま、完全使用可能です。


なので、精神衛生上良くない方は

大人しく、Appleへ依頼するしかないという事でした。


高い教科書代でしたが

いい勉強になりました。


最終的に、このiPhoneは評価用として運用しようと思います。

今使っている初代SEは、そのまま使用継続しようと思います。


iPhoneのセルフバッテリー交換を検討されている方は

このブログをご一読願えれば幸いです。