『時代が私に追いついた〜‼︎』

ではないのだが、今、フルサイズではなく、60%のコンパクトキーボードが熱い‼️


※60%キーボードとは

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通常のフルサイズキーボードは、

・メインのエリア

・ファンクションキーのエリア

・プリントスクリーンキーやdeleteキー、カーソルキーのエリア

・テンキーのエリア

の4つのエリアで構成されている。


このうち、メインのエリアだけで、残りはFnキーとの組み合わせで操作するキー

を俗に60%キーという

他に65%、70%、80%仕様などあるが、どれが残っているかの違いだけ。

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この背景には

iPadOS16.1以降でがJISキーボードが正式対応した事が大きい。

PCのデスクの占有率軽減が主流と思われがちだが、それだと使い勝手とのトレードが発生するので、

個人の好みが分かれる。


ところが、iPadだと、この60%キーボードが見事にハマる。

その要因として

・ファンクションキー含め、他のキーエリアは特に出番がない。

なくても十分運用可能で、むしろ邪魔とさえ思う。

・iPadと持ち運びが可能

・iPadとの接続を前提として、Bluetooth接続モデルが多い。

・エンターキーが英語タイプが多い(省スペース化のため)


あとは、製造コストでバリエーションを増やすために

メカニカル式が多いのも特徴である。

あとは静電誘導無接点ならHHKBが最有力候補になる。


そこで、私は前回紹介した

FILCOのMajestouch MINIRAの有線式の茶軸モデルを選んだ。

理由はレイアウトと有線モデルを優先したからである。


レイアウトで、押さえておきたいのが、

カーソルキーの有無がある。

←↑↓→のキーの事。

iPadでは、地味に出番がある。

そのため、なるべくFnキーを介さず直接入力したい。


あと、有線、Bluetooth無線があり、

Bluetooth無線が主流だが、

無線によるチャタリングの懸念があるので、

なるべくチャタリングを減らすべく、有線モデルを選択した。

コレは案外知られていない。


少し前までメカニカル式は1万〜2万前後が主流だったが

最近は3000円と目を疑うモデルもあり、

中には、LEDでやたら光るモデルもある。


ちなみにLEDモデルは注意したい。

LEDモデルは、無しモデルより消費電力が高く、iPadが認識しないケースがあるからだ。

なので、光らないモデルの方が安全に認識できる。

些細なところだが、認識できなければ本末転倒なので、かなり大きな案件となる。


あとは、メカニカルのいいところとして

メカニカルキーのスイッチさえ合っていれば、他社のキーキャップを流用できる点が美味しい。

(ほとんどが独Cherry MXスイッチのはず)

コレによる自分だけのカスタムも可能。

ただし、キーレイアウトによるキー自体の大きさだけは注意が必要。

そこだけ事前準備しておけばいい。


腕に覚えのある人なら、分解して、キースイッチを交換することも可能。

キースイッチもバラ売りしている。

ただし、半田付けされているので、ハンダゴテの取り扱いに自身がある人向けだが。

特定のキーだけクリック感を強めたり、重さを変えたりなど、楽しく扱えるメリットもある。

これにかんしては、安物を捨て覚悟で練習台にするのがいいだろう。


といった具合で、60%キーボードが最近新作がやたら出ている背景はここにある。

iPadユーザーは、騙されたと思って買ってもいいと思う。

特に、Twitterとかブログとか、文字入力が多い方には、世界が化ける。

もはやPCで入力するのが面倒になるくらいだ。


興味のある人は、ぜひお試しあれ。