今日の放送を見て、今週は祥子さんの名言が毎日飛び出すに違いないと確信。楽しみ!

できんことは、次できるようになればよか。

そっでな、できんなら、できることば探せばよかとぞ。

本当にそう。

でも、この言葉を素直に聞けるのは、それを発する祥子おばあちゃんが説得力を持っているから。

そうでなければ、きれいごとにも聞こえてしまう言葉だ。

 

出来ないことが嫌だという舞ちゃんに、出来ないとお母さんに叱られるのかと聞く祥子さん。

舞ちゃんは、代わりにやってくれると答える。

 

舞ちゃんが夕食を残して席を立った時、待てと呼び止める祥子さん。

舞ちゃんは残したことを注意されると思ったけど、祥子さんは自分の食器をちゃんと片付けなさいと言う。

 

「思ってたのと違った」ことを知るやり取りから、私たちは他者の見えない部分を思いがけず知っていく。

祖母は、孫と、孫を通して娘を、

孫は、祖母と、祖母を通して母を、知る。

 

こういう積み重ねは、言葉にならないところに沁みていくのだろうなと感じる。

言葉を使って、言葉の関与しないところに記憶していくような感じ。

 

そんなことを考えていると、言葉の凄さと無力さを感じて、最終的に、言葉って不思議で面白いなと思う。

 

そうそう、舞ちゃんが寝坊して

「なんで起こしてくれへんかったん?!」と怒っていたけど、これに対しては、祥子さんのように「自分のことは自分でと言ったばい。目覚ましば掛けんかったとか~?」と答えるのが正解というのが、教員としての私の考えです。

一所懸命起こして毎朝大変な思いをしているお母さん方、その仕事は、お母さんの仕事ではありません。

きっと、学校で恥ずかしい思いをした舞ちゃんは、次から寝坊したくないという自発的な思いを持って、起きる努力をすると思いますよ!

また寝坊しちゃうこともあると思いますけどね笑