終わったのに、終わった感じがしない。
それくらい見事な終わり方だった。
最後には、今の私たちの心にまで直接、希望を与えてくれて…。
来年の夏には、私たちもきっと!
ゆっくりと一枚一枚はがすように、また、一枚一枚重ねるように、進んでいった『おかえりモネ』。120話すべてが必要な回で、毎回、考え、感じて、噛みしめるように視聴してきました。
丁寧に、ゆっくりと進むことでしか満たされないものがあるということを改めて感じさせてくれて、本当にありがとうございました。
あと、安達奈緒子さんと演出の皆さんたちと自分と、とても感覚が似ているのか、言葉の奥や表情の意味がとてもわかりやすかったし、私が教室で言ってきたことも間違ってなかったんじゃないかなと思わせてもらいました。それも、ありがとうございました。
人は誰もが、根源的な孤独を抱えながら他者と生きていく。
わかり合えなくても、わかり合おうとすることの温かさで、私たちは強くなれる。
そして、人生には音楽があってほしい。
この作品は、心の復興支援の一環としても長く続編を作り続けてほしいと強く願う一方で、モネたちは私の中にしっかりといるから見られなくても大丈夫とも思う。
こんな気持ちになるほど、『おかえりモネ』の世界がリアルで、喪失感が襲ってくるのはもう少し先のことになりそうだ。
坂口君も、もうしばらく菅波でいてほしいから新しいドラマはもう少し後でね
本当にたくさんたくさん、ありがとう!
今はただ、感謝の言葉で締めくくろうと思います。