問題の解決策を考えるにあたって、今使えるお金の総額を出してもらって、それを前提に考えてくださいって言われたらすっきりする。そもそも、様々な企画は、予算を考えてから始めるものだ。

 

国のレベルでそれが出来ないのは、まあ想像できるけど、出来る集団の規模なら、やったらいいよね。

無い袖は振れない、というのは事実だし。

こういうところにこそ、具体的な数字の持つ力を活用すればいいのにと思う。感染者数を毎日トップで扱うことの無意味さなんかは、そろそろ共通認識になってきたと思うのだけど…。

 

今これだけあって、ここまでなら出来る。あとこれくらいあればここまで、さらにこれだけあれば、ここまで出来そうだ。そして、これくらいの借金はこれくらいで返済できそうで、ここまでなら3倍、ここまでだとその10倍くらいはかかるだろう。さあ、どこまで必要ですか?って聞かれたら、私は答えやすいな。

予算も基準もない中で、問題に立ち向かえと言われても、自分の大きささえ見極められない気がする。