年齢的にももちろん、ですが、
ここのところお呼ばれウェディングから遠ざかっていましたが、
今月、来月と、久しぶりにウェディングパーティー続き。

招待状を受け取って、まずやはりベニューが気になる。
何処でやるのか?
そこから、そのカップルのウェディングを妄想し、自分も何を着て行くか思案する時間が好き。

先日のパーティーは、レストランウェディングでした。
ベニューのイメージからして、アットホームな感じでした。
行ってみてイメージ通り…だったのだけど…、
敷地内で何棟かに分かれているつくりで、
挙式はこっち、パーティーはこっち、控え室は上の階と、移動がちょっと煩雑で。
戸惑っておられるゲスト、多数。

全体的にはこじんまりとした敷地、建物なので、動線がイケてない。
人と人が、入り乱れる。
うーん。疲れる。
お天気がよかったからよかったものの、雨だったら、一体全体、棟と棟との移動、どうしたんだろう?、と。

更に悪いことに、スタッフがかなり、
かなり、
かなり、
イケてなかった!

ここ、重要ポイント。

当日のスタッフの動き、ゲストに対する接し方は、
ゲストにしか分からないこと。
主役の2人が知る由もないところで、
ゲストが不愉快になることも多いわけで…。

ゆえに。

私のウェディング・ベニューのジャッジポイントは、
必然的にスタッフのクオリティの高さに比重が置かれます。

私自身のパーティーも、それが決め手でした。

六本木の某GHホテルでのお呼ばれウェディングのときも、
スタッフが恐ろしくレベル低くて、
しかもそのウェディングは、そのホテルの関係者の方が主役だったのに、
あり得ないほどのレベルの低さで…
後日、忘れ物を取りに行った際、
つい、責任者の方にコメントしてしまいました。

我慢できるレベルのことは、
慶事ですし、笑顔で流す派ですが、
いろいろ些細なイラっとポイントがあった後、
このホテルでは、スタッフに、足を踏まれまして、
でも、謝罪ゼロ。
一張羅(って靴にも使える?)の、ボッテガヴェネタの靴を、
グニャリと踏みつけられたのに、
謝罪ゼロ。

あり得ませんよね。

あんたがバイトかどうか、こっちには関係ないんだよ、
あんた、このホテルの看板背負って働いてるんだよ、と…。

話は先日のレストランウェディングに戻りますが、
こちらのスタッフは、ゲストへの案内がイケておりませんでした。
受付が何処か、案内が明確でなく、何処か分からずまず戸惑い、
受付を済ませた後、何処へ行けばよいのか案内がないばかりに、
受付付近にゲストが溜まっていく一方…。

そう、これは、スタッフの問題ばかりではなく、
次の気になるポイントにも繋がっていくお話しですが、
前述した、ゲストの動線について。

先日のパーティーでは、
お年召されてるゲストの方々は
結構ブーブー言ってました。
だって、エレベーターもないんですもん。

都内のハウスウェディングにも、
ときどきエレベーターのないベニューってありますよね。
あれ、ひどい作りだと思います。

来られるゲストの年齢層に配慮するのも主役の務め。

そして。

これは、どうにもならないことですが、
最近の日本のウェディングって、
ある意味、"色"が決まってきてますよね。
おしゃれだと思える演出や空間作りが、
もはやワンパターン化してきている。
装花も、ドレスも、アクセサリーも、設え、そして、文字通り、テーマカラーさえも。
目新しさが、何を見ても、ない。

そして、一番哀しいのは、
ゲストたちが、
その一生懸命創り上げた時空間を、
主役の期待通りに受け止めてくれるとは限らない。
この主役のコダワリを、コダワリ通りには受け止められないゲストたち。
主役の創り上げたストーリーの登場人物に、必ずしもゲスト全員がなってくれるわけではない、哀しさ。

日本人は、そもそもパーティーの遺伝子を持ってないのに、
主役は自分たちのときばかりは、
その遺伝子を欲しがる。
けど、ゲストがみんなそのフィーリングとは限らない。

結果、
身内ウケ、というか、内輪ウケ、
ひいては、
自己満足で終わる可能性すら、ある。
創り手だけが、大成功と思っていても、
ゲストの本当の気持ちまでは、見えない。

私は、その、ある意味"お寒い"状況を回避すべく、
パーティー前から、かなり仕込みました。
…そんな自分のリポートも、途中で止まってますが…。

散々ゲストになった後の自分の番だったから、
そして、散々、コンサートなどのプロデュースをしてきたから、
ゲスト側に立つことを忘れなかったつもりです。

お金を掛ければ解決することと、
配慮さえすれば解決すること。

そのバランスが難しいのだ、と、
友人のウェディングに出席して改めて感じました。

主役は、ただそこにいるだけで感動的なのに、
他の要因でゲストのテンションが下がるのはもったいない。

その、全ての気持ちの"最初のページ"を作るのは、
どのベニューにするか、から。
だから、会場選びって大事だし、妥協しちゃいけないのだと思います。



larulamoco