ガンサバイバーとして | 今日も元気に生きてます!
普段はそれほど意識していないんですけど、
投薬中の身、数か月に一度、薬の補給に病院へ行くと、
ああ、まだ治療中だったんだわ。
私、乳がんだったんだわ。と思いだします。

実は、子宮頸がんの術後の後遺症(排尿障害)の方が、毎日数回のことなので
自分がガンサバイバーであることを感じる瞬間であるはずなんですが、
もう、排尿障害との付き合いが10年以上なので、日常化しているのか
子宮頸がんのことを思いだすことは、以前に比べて本当に少なくなりました。

とはいえ、先日、年に一度の健康診断で、子宮がん検診(子宮はないので周辺組織の検診)もうけていてその結果が来るまでは、ドキドキでしたけどね:;(∩´﹏`∩);:

結果、経過観察ではありましたがたいした問題もなく
ここ数年の中では、割とまともな結果に胸をなでおろしております。

まあ、私の健診の話はいいんですが、
自分がガン治療中(手術のころのこと)を思いだすときに、当時考えていたことも思いだします。

ガンサバイバーのかたたちが、どれだけここを見てくださっているかはわからないのですが
私が最初にガンにかかった頃、もう10年以上も前ですが、
そのころ、とにかくネットで色んな事を調べたんですね。

10年以上前のガンは、子宮頸がんだったんですけど、
ギリギリ早期ではない(変な表現ですがw)状態でみつかって
婦人科の中では一番大きな手術だからねと医師に言われていました。

当時の私は、不安で不安で、
5年生存率だとか、この病気になって、数年後生きていることができるのかどうかとか
とにかく、生きていられるのかどうか、その確率がどれくらいなのか、
そんなことばかりに気をとられていたような気がします。

本人にとっては、0か100なのにね。

それで、
同じ病気の同じステージで、術後元気にしているのかどうかをネットで探し回って
この人はもう数年元気でいるんだ、よかった。とか、
この人は更新が止まってるとか、
残念ながら、ご家族から亡くなられた報告がブログにつづられていることもありました。

その様子を見ては、一喜一憂して、泣いて過ごしていた日々もありました。
時に、退院直後は。入院時よりも精神的に参っていて、一気に5キロくらいやせたり。

それでもネットで色々さがしてしまうのはやめられませんでした( ̄▽ ̄)

少しずつ元気になってきたころ、
今度は私が、この病気になっても元気でやってるよっていう発信をしていこうって思うようになってて
やっと今、こうしているんだって思えています。

今のところ、自己満足ではありますが(笑)
でも、少しでも、同じようにガンになってしまった方の励みになればとは思っています。

ガン経験者でも、元気に生きてます。
2回ガンになっても、排尿障害があっても、まだ投薬中でも、幸運にもちゃんと働けているひともいます。

もちろん、人それぞれ、病気の状況は違うし、環境も違うし、思いも違うし
辛さだって違いますが、

当時の私のように、
この病気になって、数年後元気に生きてる人はいるんだろうかって思ってネットで情報を探している人がいたら、

元気になってる人も、たくさんいますよ。

って伝えたい。

っていう思いを、今日は書かせていただきました。

長くなりましたが、思いはまだまだあります(笑)
少しずつ、また書いていきますね。


セラピスト *REIKO