蓼食う虫も好き好きと言いますが、
蓼を食べるのは虫だけではありません、物好きな人も食べます
この『蓼(大阪府産)』を使って、2年振りにやってみましょう
何と言っても下処理が面倒ですよね
枝から葉を取るだけならいいのですが、より滑らかな舌触りを求めて
葉脈を取っていく果てしない作業大きい葉からやっていきましたが
延々30分くらいでギブアップ、小さい葉は柔らかいので大丈夫でしょ
これで30グラムくらいでしょうか、2回に分けてミルで粉砕
富士酢少々と伊豆大島天然あらしおひとつまみ
『自家製蓼酢』のできあがり
大きい葉の葉脈を取って正解だったかははっきりとしませんが
滑らかな感じですね、パッと見お抹茶っぽいですね
お点前頂戴いたしますと飲んでしまいそう、むせるでしょうね
前日焼いて残っていた鮎の塩焼きに合わせてみます
今回のはしっかりと混ざっていて分離しません、濃度もあります
青っぽい香りとタデ独特のほんのりとした辛さが、鮎に実に合う
やはり作り立てなので、香りが断然いいようです
今シーズンはこの蓼酢にフル回転してもらうので
アユの出番も多くなりそうですね
66分かけて焼き切った鮎、骨1本も残さずに完食