みなさま、お元気ですか~?
大雪にみまわれた関東甲信地方
すってんころりんとコケた人も大いに違いない
みんなケガしてないといいけど
すってんころりん、と言えば
現在絶賛開催中の
2022北京オリンピック
雪の上、氷の上
たくさんの選手が転んでいますが。。
* * *
羽生結弦選手の挑戦、観ましたか?
* * *
前人未到の4Aを掲げ
挑んだ今回のオリンピック
ショートで穴にやられちゃったことで
ますます4A成功への期待は高まるばかり
楽しみすぎて、わたしなども
フリーの日はLIVEに合わせて早めにランチ
体調を万全に試合観戦に臨んだ方も多いのでは
羽生選手がアップ室へやってきて
「いよいよだ!!」と思ったら
なんか急に緊張しちゃって
(選手でも関係者でもないのに)
胃の具合がヘンになってくる始末
試合前の6分間練習で姿を観て
「やってくれそう」という期待感で一杯になって
いざ、順番がきて
羽生選手がリンクへ向かったとき、
ワクワクが絶頂に
結果は。。
* * *
今回の北京オリンピックにおける
羽生選手の姿で
印象に残ったのは
KISS&CRYに
たった独り
座っている姿だった
なぜそうなったのか
理由はわからないけれど
誰も横にいないその
空洞のようなスペースは
なんだかへんに大きく見えた
以前だと、滑走を終えた後
ブライアン・オーサーとか、
コーチとハグしあって言葉を交わして
心がほぐれるような感じだったけど
今回は、スタッフと話してはいるけれど
自分自身にいろいろ言い聞かせるような
独り、納得していくような
誰も届かない高みへ挑戦をすることを
独りで背負うその姿は
”孤高”という言葉が
残酷に響くような
そんなKISS&CRYの姿だった気がする
*
人は、
独りでがんばるのは限界がある
だからだろうか、
試合後のインタビューに答えているときも
気丈な面が出ていたけれど
インタビュアーとして
”しーちゃん”(荒川静香さん)を見たとたん
心が緩んだのか、
決壊したね
感情があふれて
涙を見せないように
後ろの壁に寄りかかって。。
* * *
ひとは、独りで立ってる
わたしたちは皆、
意識はしてないけど
羽生選手のように
誰が強制したわけでもない道を
自ら選んで、進んでいく
なぜその道を行くのか
なぜそういう選択をしたのかと聞かれれば
”自分らしく在ろうとすると、
その道を行かざるを得ない”
としか言いようがないような
。。でもね、
やっぱり独りはつらいよね
誰かが笑顔で大きく手をひろげ、
自分を待っていてくれたら
「よくやったね」と
「がんばったね」と
言ってくれる人がいたら
どれほど救われることだろう
KISS&CRYって
そういう場所だよね
*
”しーちゃん”からのインタビューに
ちゃんと答えた羽生くんだったけど
「誰かに褒めてもらいたい」って言って
しーちゃんに「自分を褒めてあげて」って
言われてたね
自分褒めは
大切な癒しの第一歩
でもさ、
やっぱり誰かに褒めてもらいたい
ってのが人情ってもんで
ああ、あのとき一瞬だけ
荒川静香さんになれたなら。。
(これでもかってくらい、
めっちゃ褒め倒すのに)
あなたのKISS&CRYにも
寄り添ってくれる誰かが
いますように