YOSHIKIと三木谷浩史が音楽界のAIを語る|新経済サミット二〇一六



YOSHIKIと三木谷氏がAIについて対談 「新経済サミット2016」 ピアノ演奏も

ナタリー 
http://natalie.mu/music/news/182671
YOSHIKI、楽天・三木谷社長を指揮者に即興ピアノ演奏

まず彼はストリングスカルテットを率いてピアノの前に座り、X JAPAN「Forever Love」のクラシックバージョンを演奏した。その後ステージに三木谷社長が登場し、2人はソファーに腰掛けてAI(人工知能)と音楽にまつわるトークセッションを展開した。
トーク中、YOSHIKIはおもむろに指揮棒を取り出し、三木谷社長と音楽でコラボセッションをしてみたいと提案。YOSHIKIは三木谷社長に指揮棒を渡すと、指揮経験のない三木谷社長による指揮にあわせて即興演奏を披露した。YOSHIKIは演奏内容について、「最初、三木谷さんは緊張気味だったけど、だんだん楽しそうな表情になっていったので、それにあわせてメジャーコードを増やして盛り上げるような曲調に雰囲気を変えていきました」とコメントした。その後もディスカッションは続き、YOSHIKIは最後に「ENDLESS RAIN」を披露してイベント出演を終えた。
ディスカッションのあとには、YOSHIKIと三木谷社長が参加しての会見が行われた。記者から「作曲する際に採り入れているアプリケーションやIT技術はあるか?」という質問に対してYOSHIKIは「僕は200年前と変わらない作曲方法ですね。ドラムも含めてすべて譜面に手書きして。『紅』も譜面で作りましたし、それをメンバーに渡してたんで、メンバーが『何これ?』ってなってましたね(笑)。シーケンスソフトとかは、遊びとか効果音では使うけど、本質的なメロディはさっき言ったように200年前の作り方と同じですね」と答えた。またX JAPANの活動については「PATAは退院しましたし、僕は手の靭帯が大変な状態だけど、誰かが死んじゃうって話ではないので。(イギリス・)ウェンブリーアリーナ振替公演の前にもコンサートができると思います」とコメント。そしてニューアルバムの発売時期については「僕が言うと嘘だってまた思われちゃうと思うんですけど」と前置きしつつも、「今回ばっかりは皆さんが思ってるよりは早く出ると思います」と笑顔を見せていた。





Musicman
http://www.musicman-net.com/artist/56185.html
YOSHIKI、新経済サミット2016に登壇「AIと作曲を競う時が来る」

YOSHIKIはゲストスピーカーとしてセッションに登壇し、三木谷代表理事と、テーマ“AIと音楽の未来”について熱く議論をかわし、「AIと作曲を競う時が来る。テクノロジーの発達で、ディストリビュートの方法論は増してきてはいるが、そういう時だからこそ、その手法以上に、良い楽曲を作ることに専念していかないといけない」、三木谷代表の「皆が知っているベートーベンの第九が指揮者の解釈によってその表現が変化する。だから、コンサートに行きたくなる!」との話から、奇跡のコラボが実現することになった。
YOSHIKIが三木谷代表のタクトの動きに合わせ、即興で楽曲を作り上げてみせたのだ。その2人の奇跡のコラボに会場全体を揺るがすような拍手が起こった。と、同時に、その奇跡のコラボによって、“AIには超えられないものがある”、とのメッセージを残した。最後は“Endless Rain”で締めくくり、会場の拍手が鳴りやまなかった。




ビジネス+IT
http://www.sbbit.jp/article/cont1/31985
YOSHIKI氏が体現する「AIにできない音楽」 楽天 三木谷氏指揮でピアノ即興演奏

「AIが人の感情や表情を判断し、即興で音楽に表現できるだろうか」。世界的ロックバンド、X JAPANのYOSHIKI氏が新経済サミット2016のスペシャルセッションに登壇し、楽天 三木谷 浩史氏の指揮に合わせてピアノで即興演奏した。

YOSHIKI氏「音楽は本来デジタル、実は数学が得意だった」
 セッションの冒頭、X JAPANのヒット曲「Forever Love」をストリングスを従えてピアノで演奏したYOSHIKI氏。近年、AIの進化が社会にインパクトを及ぼしているが、同氏は「音楽業界においても、データを解析して人の感情を揺さぶるコード進行、メロディを作れるAIが、既存の作曲家の競争相手になり得る」とし、次のように続けた。

「私は学生時代、実は数学が得意だったが、本来、音楽はデジタルで数学的な側面を持っている。音の強弱、スピード、コード進行などはすべて計算できる。同じ音を、曲の中で同じ回数だけ使うという計算をして音楽を作るという作曲家もいる」(YOSHIKI氏)

 次に、モデレータから「人間にできて、AIにできない音楽はあるのだろうか」という主旨の質問を受けたYOSHIKI氏は「人の感情を即興演奏にできるかどうか」という点に関して次のように持論を述べた。

「AIが即興で、嬉しい、悲しいといった人の感情をコードや旋律に落として演奏できるかもしれないし、できないかもしれない。説明できないのだが、私の場合はメロディを作るとき『どこからか旋律が降ってくる』ので」

三木谷氏の指揮でピアノ演奏、YOSHIKI氏は「表情を見ていた」
 ここでYOSHIKI氏は「僕は普段ドラムスティックを持っているが」と前置きして、オーケストラの指揮者が使うタクト(指揮棒)をポケットから取り出した。さらに、その指揮棒を三木谷氏に渡し、三木谷氏の指揮に合わせてピアノを即興演奏することを提案したのだ。

 これを受けて、三木谷氏は緊張した面持ちながらも快諾し、YOSHIKI氏のピアノ演奏を即興で指揮した。約1分程度の演奏会を終えた三木谷氏は「すごく緊張したが、自分の感情がたかぶり、それが音楽につながったような気持ちになった」と感想を述べた。

 これを受けてYOSHIKI氏は「(演奏中は)三木谷氏の顔の表情を見ていた。すごく緊張していたが、だんだん表情に幸福感が表れていると感じたので、それをピアノ表現した」と語った。人の感情を即興で音楽として表現することは人間ならではの音楽であるという考えを、自らで体現した形だ。

実はこの即興演奏が行われる直前、講演の中では三木谷氏とYOSHIKI氏が年末に聴いた、「ベートーヴェンの第九を演奏した指揮者」について話題が及んでいた。

「東京フィル(ハーモニー)の方と話をしたことがあり、『物語を語るのが音楽だ』とおっしゃっていた。また、私は昨年末にベートーヴェンの第九を聞いた際、指揮者によって表れる結果が違うと感じた。自らの解釈を加えることで奏でられる音楽が大きく変わる。その意味で、音楽には自分の人生そのものが表れる」(三木谷氏)

YOSHIKI氏も同じ演奏会で第九を聞いた「ソウルシンフォニーと東京フィルハーモニーの競演だったと思うが、すごくテンポが速かった。同じ第九であっても表現が変わり、音楽が全く異なる」と同調した。

 AIは、その適応分野によって進歩の度合いが異なる技術である。それゆえに、将来の展望を漠然と語ることが難しい。機械学習、あるいはその中のディープラーニング技術が進歩したことで発展した将棋や囲碁のAI。文化・芸術の音楽という分野で、物語を表現できるAIは登場するのか。登場したときに、その音楽は人間の感情を揺さぶるものになるのだろうか。

 YOSHIKI氏は講演の最後に、X JAPANのヒット曲「ENDLESS RAIN」をピアノで演奏し、セッションを締めくくった。


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今日、タイムシフト見たけど
思っていたよりもずっと楽しい内容だった
夏野剛さん、話が上手
わかりやすく説明してくれるし面白いしもっと聞きたかった
「AIはリスクをとることをしない」
ってすごくわかりやすい


エンタテイメントでは、人間はAIに絶対負けないと思う
逆に、事故が起こる事柄はAIにまかせればいいね
AIで、飛行機や車や電車の事故がなくなることに期待したいな
LINEで、AIのりんな と遊ぶとちょっとAIが理解出来て楽しい