S社、Aさんをインタビュー
Omは首都圏エリア限定サービスで15年目を迎え、現在130万人の登録者を誇る。首都圏OLが300万人といわれるなか、圧倒的な支持をえている。8年前に損益分岐点上、黒字となったが、それまでは失敗の連続だった、と。並のIT企業なら、とうの昔に倒産していた、と。オーナーの、これからはインターネットだ、という信念と、立ち上げ時にいたSEの感性があったから、ここまでに至ったという。
Om事業に携わるのはモバイルもいれて80人。モバイルをぬくと60人。システムは除く。
システムの人員はSE・プログラマーが15人、デザイナーはすべて派遣で10人。その上に、社員が3人いる。
ウエブの編集は7人で、求められる技量は、紙で展開したコンテンツを制作費をかけずにウエブ上に展開し、そこにクライアントのネタをニュース風、記事風に紛れ込ませることである。
webコンテンツには制作費は掛けない。
出版社がwebは儲からない、通販事業はもうからない、というのは、紙ベースのコスト感覚から抜け出せないからで、複数の事業を「複合経営」するクセがないからである。
広告営業は紙とwebの兼任、部署名が今年からMP(メディアプランニング)となった。紙はおまけといった感で、Oマガジン、一誌の広告売上げは2000万円。脱広告依存が急務で、500円だった購読料を580円に値上げした。
インターネット事業の売上げは広告1に対してアフィリエイトが4。アフィリエイトは手数料ビジネスで、売上げの10%。旅行というジャンルでは、楽天とじゃらんネットがトラベルとなり、Omと一休.comは高級ホテルという別ジャンル扱いで、市場シェアは10%。首都圏に特化したエリアビジネスである。営業部隊は各カテゴリーに3人ほど、デイレクターという職制らしい。
O全体の利用者が年間60万組で、客単価をあげる、利用頻度を高めるかがポイントだが、デバイスが多種あるので、それに応じるため、開発費が目下、悩みのタネのようだ。
また、会員の利用頻度を増やすためにも、契約店の新鮮なサービスメニューが求められので、契約店にはまめに管理画面に手を入れるよう、セミナーを開き、指導をしている。
コンサルティング事業は、具体的にはM不動産ショッピングモールのサイト制作・運営や化粧品大手Sのサイト制作や美容部員の教育ププログラム、ブランド「M」のマーケティング支援などをしている。国内不振のSとはべったりのようだ。
後発雑誌だったので、広告代理店が相手にしなかったこともあり、
もはや、広告代理店は入らない、と。
扱う商品やサービスがネットもからめ複雑化しているので、代理店の営業マンが説明できないのだ。
Oで注力しているのが、東京体験というカテゴリー。考えることはみな、同じである。ただし、手間とコストがかかる、という悩みも同じである。
シニアマーケットには、フリーペーパーで参入を謀ろうとしたが、趣味人倶楽部にはかなわず、一時、業務提携で模索したが、諦めたようだ。シニアは金銭感覚がシビアだ、と。
O事業はその彼と母に向けて、仕掛けつつある。ホテルの予約の30%は、草食系男子という。
【今日の反省】
Bの予算表にまったく手がつけられなかった
【明日の小さな目標をひとつ】
Bの予算表
NHKスペシャル「なでしこジャパン 世界一への軌跡」を観た。
ライブでゲームを観られなかったのが、つくづく残念であった。しかし、夢はあきらめなければ、叶うんだ。
あきらめないぞ。