初体験 | The Dark Side of the Moon

The Dark Side of the Moon

以前The Dark Side of the Moonというタイトルで書いていたブログの続編です。


私の調教初体験の話。 縄の縛り方に始まり、調教について様々な事をネットで調べ、一通りの事を頭に入れるとどうしても実際に生身の女性を相手に実践してみたいと思うのは当然の成り行きでしょう。 かと言っていきなり「奴隷募集」というのもまだちょっと自信も無く・・・ さてどうしたものか? と思ってネットを色々と見ていると、「出張SMクラブ」なるモノを発見。 指定のホテルまでM嬢さんが来てくれて、調教出来るというモノ。 結構な金額でしたが、初体験をするにはもってこいで、まずはここで腕試しです。 何店かホームページで調べて良さそうな店を決め、あとは誰を指名するか? 私の場合はただ単に調教するというのではなく、私の調教が実際にどれだけ通用するのかを試すのが目的なので、その店で最も歳上のベテランさん、30代のM嬢さんを指名しました。 予め予約しておいた日時に先にホテルの部屋に入って早速クラブに電話。 指名のM嬢さんが来るまでドキドキしながら、縄の縛り方や調教内容の手順を頭の中で再確認。 約30分ほどでしょうか。 ソワソワして落ち着かず、実に長く感じます。 そうしていると、コンコン とドアをノックする音。 一旦深呼吸して気持ちを落ち着かせてからドアを開けると、プロフィール写真通りの落ち着いた感じの女性が、かなり大きなボストンバッグを肩に掛けて立っています。 中に入れてまずは先払いという事で、追加オプションなどの確認の後支払いを済ませます。 バッグに何が入っているのか聞くと、縄や鞭、コスプレ衣装、ローション、などなど道具一式持ち歩くのだそう。 必ずしも客が道具を用意しているとは限らないので、手ぶらで呼んでも楽しめるように一式持ち歩いているという事らしい。 言われてみりゃあそうですね。 ただ私はその日までに一式揃えて持っていたので、全て自前の物を使う旨伝えて、いよいよ初体験です。 実際にどんな調教をしたのかここで書くのはちょっと小っ恥ずかしいので割愛させてもらいます。 予定時間の少し前に調教を終らせシャワーを使ってもらい、ここからがその日の私の本題です。 この日が生身の人間を縛るのも調教自体も全くの始めてである事を伝え、お世辞抜きで正直な感想を聞かせて欲しいと伝えると、「 当然ある程度の経験者だと思っていました」との御返事。 まあ相手も客商売ですから、お世辞90 % としてもやはりホッとしました。 プロのM嬢相手とは言え自身初の調教を終え、それなりに自信も付けて、ますます自分専用奴隷を持ちたいという思いが抑えられなくなったのは言うまでもありません。 こうしていよいよこの世界への第一歩を踏み出す事なる訳です。 ただしこの時点では、縄や鞭などの使い方以前にもっと大切な事があるということが、頭では分かっていたつもりでしたが、「主人」「主従関係」というモノの表面的な部分しか見えておらず、本質的な部分までは全くと言っていいほどに理解出来てませんでした。 まだまだ「なんちゃって主人」と言われても仕方がない状態だという事に気がつく迄には、もうしばらく時間が必要でした。

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