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食べ物の消化をサポートする効果
ブロメラインはタンパク質分解酵素であり、タンパク質を消化する働きがあるので、食べ物の消化をサポートしてくれます。
また、胃液の分泌を促す働きもあるため、それによっても食べ物の消化をサポートしてくれるでしょう。
抗炎症作用
ブロメラインの作用の中で最も顕著なものは抗炎症作用です。
ブロメラインには様々な炎症性メディエーターを減少させる働きがあり、それによって抗炎症作用を発揮することが確認されています。アレルギー性気道疾患(AAD)、変形性関節症を含む関節炎、炎症性腸疾患を含む結腸の炎症、副鼻腔炎などにも効果的のようです。
また、終末糖化産物の受容体を分解することで終末糖化産物による細胞の損傷を軽減し、炎症を抑制することも確認されています。
ちなみに、抗炎症作用に伴って痔や浮腫、傷の治りを早める働きもあり、痔に関しては実際に「ヘモナーゼ配合錠」という薬にブロメラインが配合されています。
抗菌作用
ブロメラインは抗菌作用があるのも1つの特徴です。
ブロメラインは大腸菌やコレラ菌などの細菌に対して抗菌活性を示し、下痢などの症状を防ぐ効果が確認されています。
また、ブロメラインはin vitro試験において、Trichuris muris、Trichoderma viride、Heligmosomoides Polygyrusを含む胃腸線虫に対して抗蠕虫活性を示したことも報告されており、多くの腸内病原菌に対して抵抗性を示すことが示唆されています。
抗血栓作用
ブロメラインには抗血栓作用も確認されています。
ブロメラインの抗血栓作用には複数のメカニズムが報告されており、主なものについては以下の通りです。
- 血栓形成プロセスの中間体である第X因子とプロトロンビンを減少させ、線維形成を促進することでフィブリンの生成を抑制する
- プロトロンビン時間(PT)と部分トロンボプラスチン誘発時間(APTT)を延長させる
- プラスミノーゲンからプラスミンへの変換を促進し、フィブリン分解による線溶の増加をもたらす
- 血小板の凝集を抑制する
実際、ブロメラインは狭心症や一過性虚血発作の重症度を最小限に抑えたり、狭心症の発作を抑制して高血圧症の症状を改善したりするなどの報告もあります。
飛蚊症の改善効果
硝子体のコラーゲンが凝集し、視界に黒い斑点や糸状のものが見える症状を飛蚊症といいますが、ブロメラインはこの飛蚊症を改善させることでも有名です。
2019年に台湾で行われた研究では、パイナップルを3か月間食べ続けたところ、約70%の人に飛蚊症の改善効果が見られたという報告があります。この研究ではパイナップルの量別のデータも出ており、100gのパインで54.5%、200gのパインで62.5%、300gのパインで69.8%の人に改善効果が見られ、量が増えるほどその効果も大きくなることが確認されています。
目を酷使することの多い現代は飛蚊症になりやすい傾向にもあるため、飛蚊症で悩んでいる場合にはブロメラインを摂取してみると良いかもしれません。
ただし、100g~300gのパイナップルを長期的に食べるのは難しいこともあるので、飛蚊症を改善する目的であればサプリメントなどで摂取してみると良いかもしれません。
ちなみに、ブロメラインとパパイン、フィシンを含むカプセルを摂取した研究でも、同様に飛蚊症の改善効果が確認されています。
https://www.dole.co.jp/pineapple/nutrients/
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