
☆ ☆ ☆ 1985年/チェコスロヴァキア/102分
プラハの南に位置する、発展から取り残された小さな村が舞台です。
ドジでのんびり屋さんののっぽのオチクと、短気だけれど面倒見のよい太っちょのパヴェク。
二人は、トラック運送のコンビを組んでいますが、オチクは、パヴェクに迷惑ばかり掛けてしまうことに。
5年間我慢したパヴェクも、さすがに堪忍袋の緒が切れて、「感謝祭までで、コンビは解消だ。」と言い出します。
「有能」とは無縁のオチクに、何故かプラハに出て来なさいという中央執行部からの手紙も舞い込み、
温かくオチクを見守っていた村の人々の生活の中に、いろんな変化がおきるのです。
毎朝、パヴェクが、オチクの家の前で口笛を鳴らすと、
まるでご主人さまを待っていた子犬のように、オチクが玄関から出てくる。
足の短いパヴェクの足並みに合わせようとする一生懸命なオチクの様子は、本当に微笑ましい。
プラハに出たオチクは、都会の大勢の人の流れの中で、誰とも歩みを合わせることが出来ません。
最初は、オチクを都会へ出すことに反対していた村長も、自分の利益が絡んでくると変節してしまいます。
それを詰るのは、人妻と不倫して大騒ぎを起こした若者。
誰もが、責められるべき何かを持っているけれど、それが人間というものでしょう?とこの映画は言っているようです。
100%完璧な善人なんていない。
でも、普通のそこそこの善意と良識があれば、この人情豊かな村は実現することが出来そうな気がします。
映画を観終って、現実に戻ると、そんなのは夢物語・・・と思いますが、
温かな夢を見させてくれるのが、この映画の最大の魅力。
深刻にならず、ユーモアと穏やかさで、優しく語りかけてもらった心地よい102分です。
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