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――― エグザイル / 絆 ――――

☆ ☆ ☆ 香港 / 2006年 / 1時間49分



いつも好んで観るホンワカ系では、ありません。

「男の美学」というか、フィルムノワール系も観てみたくなり、選んだ作品です。



舞台は、中国返還直前のマカオ。

5人の幼馴染のうち、マフィアのボスの怒りを買ってしまった一人。

ボスから「消して来い」と命を受けて狙う二人 VS その一人 + 守る二人。



さすが、香港映画だけあって、ガンアクションの味付けが違うように思います。

特に、音と布の使い方。

冒頭に、狙われている一人が、逃亡に疲れて自宅に戻り、

赤ちゃんの足首に「お土産だよ。」と、鈴のアンクレットを付けるシーンがあるのですが、

直後に繰り広げられる五人の撃ち合いの中で、

その鈴の音の残響と、薬莢が床に落ちる音とがハーモニーのようで、妙に幻想的に感じられます。

アクションシーンの其処彼処に、カーテンやビニールシート、布ではないけれど木のドアー、空き缶・・・。

それらが、役割を与えられた俳優のように動いて、スクリーンに納まっているところが、すごいと思いました。



テーマの「絆」、人と人をつなぐもの・・・・・。

でも、人は、1本の絆だけで生きているのではないので、

何本もの様々な絆に縛られながら、どう生きるのかという葛藤が生じます。

この映画に登場する五人には、女性や子どもは死んでも守り抜く「騎士道」のような暗黙の了解があり、

お互いを心から信頼しているので、極限状態の最中にあっても、何故か冗談が言い合えたりするんです。



最後のシーンは、本当になんて美しいんだろうと思ってしまいました。

架空のお話の中でなければ、当然、撃ち合いなど御免被りますが、映像として、本当に美しいと思います。

大勢が入り乱れて、銃声、舞うように崩れ落ちる人、必死に持ちこたえながら標的を定めようとする眼。

狭い空間での一瞬の銃撃戦が、息を飲む緊張感を伴って、ぎゅっと濃縮されている感じです。




今日も、見に来てくださって、ありがとうございました♪♪♪



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