運動会の季節ですが、台風の影響でそれどころではない、というところも多いのでしょうか?どうか、各地の被害ができるだけ小さくて済みますように。

運動会といえば、先日、ある学校にお勤めされている方たちと、お話しする機会がありました。
話題は、支援を必要としているのお子さんの、競技への参加の仕方について。

そこは地域の学校なので、通常学級在籍の多数のお子さんの中に、特別支援学級在籍のお子さんが混じって競技するような状況になるわけです。

その学年みんなが参加するリレーがあるそうなのですが、あるお子さんは身体的にハンデがあって、決められた距離を走るのがゆっくりとしかできないとか。

普段から交流学級で一緒に過ごしており、そのお子さんへは周りの子どもたちもじゅうぶんに理解は持っているのですが、子どもにとって(そして一部の保護者にとっても)運動会は勝負の場でもあり、リレーは個人走ではなく、団体競技であるので、いろいろと先生方は苦慮されるそうです。

そして、先生たちは、皆が納得できる、ステキなプランを考え出されましたよ。
当日は、そのハンデの形より、本人の頑張りに、皆さんの応援の声が届けられることでしょう。

公教育の中の運動会で大切なのは、勝ち負けではないっていうことを、子どもも大人も学べるといいのですが。